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2022/5/22  種田山頭火  日記

昨日土曜日は詩吟の日で午前中は大網、午後は茂原教室で各2時間づつ。

種田山頭火の「山行水行」を練習する方が居て、暫しこの詩を練習。

   山行水行 種田山頭火

山あれば山を見る 雨の日は雨を聞く

春夏秋冬あしたもよろし ゆうべもよろし

天われを殺さずして 詩を作らしむ

われ生きて詩を作らむ われ自らの誠なる詩を




種田山頭火は、1882 (明治15)年、山口県防府市に大地主の長男として生まれた。

若くして文学の才能を現したが、子供の頃に井戸に身を投げた母親の自殺、

大酒造家であった本家の事業失敗、一家離散とその人生は波瀾に満ちたものであった。



43歳の時、熊本で泥酔して進行中の電車を止め、

かつぎこまれた禅寺でそのまま仏門に入ったという。

45歳から一鉢一笠の行脚を始め、妻子を捨てて山陰、山陽、四国、

九州、近畿、東海各地を放浪し句作を続けたそうっだ。

(晩年を過ごした一草庵)

日本吟道学院の2代目総裁の渡辺吟神先生は子供の頃に

托鉢姿の山頭火を見かけて、その奇抜な姿に驚いた記憶があると

生前に仰っていた。

山頭火の詩には多くのファンが多いが、

俳句の詩形とは聊か離れているが以下の作品が良く知られているようだ。

代表句

あるけばかつこういそげばかつこう

へうへうとして水を味ふ

一羽来て啼かない鳥である

うしろすがたのしぐれてゆくか

どうしようもない私が歩いている

生まれた家はあとかたもないほうたる

音はしぐれか

ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ

酔うてこほろぎと寝ていたよ

鴉啼いてわたしも一人

笠にとんぼをとまらせてあるく

笠も漏り出したか

けふもいちにち風を歩いてきた

この旅、果もない旅のつくつくぼうし

こころすなほに御飯がふいた

鈴をふりふりお四国の土になるべく

霧島は霧にかくれて赤とんぼ

また一枚脱ぎ捨てる旅から旅

まつすぐな道でさみしい

ふるさとはあの山なみの雪のかがやく

すべつてころんで山がひつそり

また見ることもない山が遠ざかる

松はみな枝垂れて南無観是音

分け入つても分け入つても青い山

鉄鉢の中へも霰

山へ空へ摩訶般若波羅密多心経

水音の絶えずして御仏とあり

ほろほろほろびゆくわたくしの秋

生死の中の雪ふりしきる

おちついて死ねそうな草萌ゆる

濁れる水の流れつつ澄む




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