蹇蹇録 陸奥宗光著
明治時代の外務大臣陸奥宗光が執筆した外交記録。明治外交史上の第一級史料である。
1894年に朝鮮で起きた東学党の乱から、1895年の三国干渉までの陸奥宗光自身の外交の経験・苦労・感想が書かれている。
たとえば、1894年(明治27年)の日清戦争開戦の動機については、内村鑑三は当初、中国の不当な朝鮮支配を打破するための義戦であると唱え、日本の世論もだいたいにおいてこれに一致していたが、『蹇々録』にははっきりと日本の国益のための戦争であって義侠の精神はまったくないと書かれている。
※「ウィキペディア」から引用。

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