夏のはじめ。
仲間で愛媛旅行へ。
目的のひとつは、八幡浜市の日土小学校の見学。
建物の詳細はこちらを参照下さい。
八幡浜市HPより「日土小学校校舎見学会の経緯」
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/03jyouhou/syugaku/hiduti/syousai.htm
日土小学校を考えるネットワークHPよりPHOTO
http://wada-archi.com/hizuchi/photo.html
私たちが感動したのは、建築の「あり方の美しさ」でした。

校庭と川の間に建ち「風を抜く」校舎。

宿題を忘れて「立たされたい」廊下。

いたずらをして「説教されたい」指導室。
教室にいると、地窓から冷気が入り、高窓から抜ける。
図書室の奥の川に張り出したテラスで、「黄昏る」の意味を身体で学ぶ。
日本の建築は、こうでなきゃ!
自然環境との調和は「エコ」のための手段じゃなく、
「前提」でなくてはならないと改めて思いました。
ぜひ、保存し続けて欲しいですね。

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