新芦屋下コーポラティブのオープンハウスを紹介します。
その前に、私は最近VANSに入ったばかりでこの物件の経緯を知らず、今回のオープンハウスで初めて拝見しました。なので、関係者の立場というよりも一般見学者の立場から紹介させていただきます。
まずは外観です。独身寮として利用していた既存の建築物を生かしたコンバージョン(機能転換)形式のコーポラティブハウス。
3階は2世帯入っています。
こちらは南側のお家です。
リビングと同じフローリング材が外へと続き広々とした一体感のあるアウトリビングとして色んな使い方ができそうです。
バルコニーに挟まれた和室が贅沢です。
とにかく開放感抜群で気持ちのいいの空間でした。

既存のプランも有効利用。既存広縁はフリースペースとして、単身部屋は寝室、納戸に。
お次は2階、2世帯入っています。
南側のお家。
玄関入ってすぐ左手にドーンと掘りごたつ!
さらに右手にガラス張りのピアノ室!グランドピアノ調律中。
掘りごたつのある和室は客間やピアノコンサートの客席として。また和室二方を囲む上り框に腰掛けてみたりと、玄関が賑やかな社交の場になりそうです。
2階東側のお家。
ショップ!?のような印象。
天井は張らず、照明は配線ダクトにスポット。アンティーク調の仕上げ(ドアノブや洗面ボウルや水栓にいたるまで)
施主さんのこだわりがうかがえます。


舞台。。ではなくリビングらしいです。この段差が豊かな生活空間を生み出してくれそうです。
1階は3世帯です。
南側のお家。写真はございませんが、既存の浴室を利用して、その上にデッキをひいて普段はエントランスとして使用しますが、子供がプールとして遊べるようにデッキが取外しできるようにしているようです。
面積的に一番小さいですが、造り付けの家具や収納がきれいに空間に納まっていてコンパクトで機能的。既存窓に障子を取付けることですっきりと柔らかな印象を受けました。壁は漆喰をセルフで左官されたとか。いい味出てました。

寝室は全てベッド。思う存分ゴロゴロ出来そう。下は収納。
1階真ん中のお家
間接照明、一段下がったアイランドキッチン、キッチン上部の下がり天井、壁付けの造作家具。全てが美しかったです。

キッチンの後ろの和室。無駄なものが見えない静謐な空間でした。
1階東側のお家。
玄関からモルタルの造作アイランドキッチンがお出迎え。
玄関土間が奥まで続き建物の裏手につながります。
南向きのリビングダイニング。天井を出来るだけ高くして気持ちのいい空間になっています。
リビング隣の和室は既存を利用。現代的なしつらいに。床柱が白、変ってる。

以上です。
住み手の個性が多様で見ごたえのあるコーポラティブでした。
コーポラティブということもあってか、住民の方が交流しやすいようにがそれぞれ住居の中に公共性を意識した空間を取り入れて同じ住み手に対して開放感のある場がつくられているなぁと感じました。
ご近所同士の楽しい交流がたくさん生まれる場になると思います。

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