今日のレッスンに、以前にも日記に登場した小学生が来た。
今回のレッスンが3回目。
1回目は夢中で音を出すことに集中して、2回目は練習のしすぎでクラックが入って上手く音が出なかったのだが、今回は来てすぐに循環呼吸ができるようになった。
子供がディジュをやるときには2パターンがあり、ひとつは親が夢中になって子供にやらせるパターン、もうひとつは子供が夢中になるパターン。この子は後の方だ。私がディジュを吹くと目を輝かせて「すげ〜」とつぶやく。今日はもう一人の参加者だけだったので、半分プライベートレッスンのようだった。まずは同じタイミングで息を吸う癖をつける。今度はちがうテンポで吸えるように練習する。慣れてきたところで、コールを入れながら同じリズムを吹く。そして低い声、高い声、声を入れないパターンを繰り返しやってみる。もう1曲簡単なリズムを演奏できるようになった。
あまりの進歩についにお父さんが彼はもう1本のディジュを買ってあげた。
彼はうれしそうに帰っていった。
後何年彼はディジュリドゥを続けるんだろう。
このまま何年も演奏していたら、きっと素晴らしい演奏者になるだろうな。
日本のディジュリドゥ界の未来は明るいかもしれない。

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