今日は和豪のリハ。
和豪は偶然の出会いで生まれたユニット。(そのあたりの話をし始めると長くなるので省略します。)
尺八、津軽三味線、ディジュリドゥ、ギター、パーカッション。
これらの5つの楽器がただ集まれば音楽が成り立つというものではない。
邦楽、洋楽、民族音楽。
これらのコラボレーションというのは本来非常に難しいものなのだ。
なぜなら音楽の根本的な考えが違う。
洋楽には楽譜がある。邦楽は独自の楽譜(正確な名前知りません。すみません。)、民族音楽の多くは楽譜がない。そんな全く違う音楽がひとつになるのは相当難しいことらしい。(最近までよくわからなかったのだが)
その中で和豪は2003年当初(まだ和豪と言う名前ではなかったけど)好きなように即興曲をやってきた。それは評判もよく、楽しかった。
2006年「和豪」として再結成したメンバーはおそらく何か「やり残したこと」を求めるように集まってきたのだと思う。和豪が本気で音楽を奏でたらどうなるか?どこかでメンバー皆そう感じてたのだと思う。
CD「和豪」をリリースしてから、メンバーの姿勢が変わってきたのは事実だ。
曲の中にインプロビゼーションを残しながらも、今までとは違い、「決まり事」ができた。今までライブが終われば「よかったね」で済ましていた演奏をしっかり反省して次のライブに活かしている。
今日のリハを通じても「和豪」の音楽はまだまだ完成されていない。つまり進化していると感じる。その進化はまだまだ続く。
当初「和豪」は日豪交流年の今年限定の予定だったのだけど、「和豪」メンバーの覚悟は決まっていた。来年も続けたい。
というわけで来年も「和豪」は続きます。来年はさらに大きくなります。是非期待していてください。是非ライブに来て「和豪」を楽しんでください。

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