私がディジュリドゥを始めたのは、オーストラリアに住んでいた頃。
1993年、もう24年前のこと。たまたま教えてくれるカルチャースクールのような教室を見つけて、参加したのがきっかけでした。講師はイギリス系のオーストラリア人で、5回のレッスンでとりあえず循環呼吸ができるようになるところまで習いました。(今から考えるとこの講師は決して教え方が上手でもなく、ディジュリドゥの腕前もいまいちでしたね(笑)。)
それでもそこから先は、いろんな音源を聞いて、自分なりに演奏方法を独学で学びました。演奏をはじめて2年経ち、帰国をしてからレッスンをスタートしました。最初のレッスンをスタートしてから早いもので22年です。
ほぼ独学でスタートしたので最初は手探りでしたが、教えることによって多くの発見があり、教え方もずいぶんと変わりましたね。
教えていて大切だな、と思うことはいかにわかりやすく、初心者でもその動作ができるか、ということです。自分ではこの唇の振動の形はわかっていても生徒の口に指を突っ込んで教えるわけにはいきません。だから、できるだけ言葉にして表現をしなくてはなりません。「梅干しの種を飛ばすように」とか「暖かい空気を口の中に広げるように」とか「あめ玉が口の真ん中に入っている感じで」とかできるだけわかりやすい例えを使って教えるように心がけています。
以前生徒さんに「のどに魚の骨が引っかかってるのを喉に力を入れて取ろうとする感じ」と言ったら「魚の骨が引っかかったことがないからわかりません」と言われて、「なるほど〜w。だと、この例えだとわかりにくいな。」とか反省したこともあります。
私のレッスンは、できるだけその生徒さんがうまくできない要因を吹き方から判断して、何がいけないのか、それを克服するにはどうしたらいいか、必ず具体的にお伝えしようと心がけています。上手くないのは当たり前。どこが悪いのか、どうしたらよくなるか、どの楽器でもそうかもしれませんが、それがわかれば上達も早いです。
先日も1年以上やっていて循環呼吸ができない、と言う生徒さんがいらっしゃって、2回のレッスンで循環呼吸ができるようになりました。長年レッスンを続けている生徒さんたちも毎回なにかをつかんでいっています。
今、ディジュリドゥを練習していて、どうしてもうまくできない、とか、この先どう練習したらいいかわからない、とか、もっともっと上手くなりたい、とか、そう感じている方は、是非一度レッスンに来てみませんか?きっと新しい発見があると思いますし、どう練習していったらいいか道が見えてくると思いますよ。
まだ一度も来たことのない人も、これから始める方も、しばらくレッスンから遠ざかってた人も、いつでもお待ちしています。まずは、思い切って参加してみてくださいね。
どうしても参加できない人には、教則CD,教則DVD, レッスン動画受講なども用意しています。どのレッスンもすべて自分が知っている演奏方法を包み隠さず教えています。
また7月はいわき、9月は小田原でもレッスンがあります。
ディジュリド・レッスンの詳細は下記をご覧ください。是非楽しいディジュリドゥライフを!
ディジュリドゥ・レッスンサイト
http://www.didj-lesson.com


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