気が付けば師走になってしまいました。
11月は只見線を撮りに行って来ました。職場の組合の行事に、隔週で参加していたこともあり、11月はこの1回しか写真を撮りに行っていません。
11月と言えば紅葉ですが、只見川流域の紅葉はとてもきれいでした。今年は、夏の猛暑の影響で色づきが悪いとの話も聞きましたが、これまで私が見て来た紅葉の中では一番のものでした。山全体がオレンジや赤に染まっている光景が何とも言えません。そんな紅葉の中を走る只見線の写真をどうぞ。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 50-200mm SWD F2.8-3.5
マニュアル f3.4 1/500 ISO500
2010.11 只見線・塔寺−会津坂本
国道252号線の七折峠の旧道から林道に入ると、只見線をオーバークロスします。林道と言ってもほぼ2車線分の幅がある立派なものです。跨線橋の付け根辺りから下に降りる道もありましたが、小雨が降っていたこともありましたので、降りるのは諦めました。
ちょうど真っ正面から只見線の列車を狙うことができましたので、望遠レンズを使ってたらこ色のキハ40系を狙ってみました。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 U
マニュアル f4.5 1/500 ISO200
2010.11 只見線・会津西方−会津宮下
陽光を浴びて、只見川第2橋梁を渡る430D列車です。
バックの森が日陰で暗くなっているため、白と緑の車体が浮かび上がっている感じで撮れました。翌日、ここと第2橋梁を挟んで反対側にある四季彩橋から逆光の只見線を撮ろうとしましたが、道路が混雑していたのと自分の判断ミスで撮り逃してしまいました。次回は撮りたいものです。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 50-200mm SWD F2.8-3.5
マニュアル f4 1/500 ISO400
2010.11 只見線・会津水沼−会津中川
2日目の朝に撮った写真です。天気予報ですと晴れるとのことだったのですが、朝はあいにくの曇り空でした。気温は5度、しかも只見川を渡る国道252号線の水沼橋からの撮影でしたので、川面を通る風で体感温度は氷点下だったと思います。
ほどよく山に霧が掛かっていたこともあり、どこか幽玄な感じがする写真に仕上がりました。
11月は以上です。
実を言いますと、今回の撮影にはミノルタのα−7も持って行っています。以前ならフィルム・スキャナーで読み取った写真をアップしていましたが、フィルム・スキャナーが使えるパソコンが故障中のため、E−3で撮った写真のみ公開することになりました。
フィルムの方が紅葉は映えますね。デジカメも設定を現像時にいじればそれに近づけられますが、それでもフィルムの独特な色合いを再現はできません。自然と鉄道を組み合わせて撮る時は、フィルムの方が良いです。

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