2か月ぶりの撮り鉄記事です。
先日、オリンパスE−3用の縦位置グリップをAmazonで購入しました。ミノルタのα−7以来、私としては2台目の縦位置グリップです。以前、CAPAの紙上で馬場カメラマンが縦位置グリップについて論じていましたが、α−7用に比べるとオリンパスの縦位置グリップはシャッターボタンの位置も高く、充電池の収納上グリップが太くなりがちになっています。総じて言えば、α−7のグリップに軍配が上がりますが、縦位置撮影時にはこれが有るのと無いのとでは、だいぶ代わりますので、あまり文句を言わずに使って行くつもりです。
オリンパスの縦位置グリップの話が長くなりましたが、12月中旬に西武新宿線と西武多摩湖線を撮りに行って来ました。冬の低い太陽のせいで、ビルないし建物の陰にはだいぶ泣かされました。4か所のポイントを当初回る予定でしたが、1番目の下落合−中井間は建物の影で完全にアウト、他にも4番目の小川駅も十五時ころには影が出ていて、撮影を諦めました。
そんな中で撮影した写真の中から3枚をご紹介します。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 U
シャッター速度優先AE f3.5 1/1000 ISO400
2011.12 西武新宿線・下落合−中井
西武新宿線は下落合−中井間で妙正寺川を渡ります。鉄橋の北にある小道から撮影したのがこの写真です。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD
シャッター速度優先AE f4 1/1000 ISO200
2011.12 西武新宿線・東伏見−西武柳沢
西武柳沢方面から東伏見駅へ向けてカーブを上って来る列車を撮れるポイントであるわけですが、架線柱の処理などの都合で思ったような構図が作れませんでした。この時は、ちょうど下り列車が接近していたので、画面左側を下り列車で占めることで空白を埋めましたが、上り列車だけでは列車左側の空白がどうしても目立ってしまう状態になります。縦位置で撮るとちょうど良い感じにはなりますが、ちょっとした左右のブレで列車が欠けます。
OLYMPUS E-3 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 U
シャッター速度優先AE f5.6 1/1000 ISO200 -0.5
2011.12 西武多摩湖線・一橋学園−青梅街道
西武多摩湖線の一橋学園−青梅街道間は道路と並行して走っています。学生だらけで異常な混雑を呈していた一橋学園駅を降りて、北の青梅街道駅へ向けて歩き出しました。はじめはS字カーブを描くように走っている多摩湖線も、3つ目の踏切を越えて、小平市の市庁舎が見えてくる辺りからは直線になります。
S字カーブの区間でも良い写真は撮れるかと思いますが、今回はこの直線区間で撮りました。西武のくせに白い車体の電車が走って来ますので、露出補正をマイナス側に少しだけかけて、車体の白飛びを防止したところ、うまい感じにバックの青空が濃いブルーになりました。

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