2013/5/3

中国が開発中のターボファンエンジンは4型式  技術開発

China Developing Four High-Bypass Turbofans

By Bradley Perrett

May 02, 2013

Credit: Comac


中国が高バイパス比ターボファンエンジン四型式を開発中で、うちニ型式はこれまで知られていないもの。それぞれ民生軍用双方へ利用可能性がある。

  1. 瀋陽で開発中なのが30,000 lb.クラスの高バイパス比ターボファンで大型機を想定してるものだが、これはこれまでも存在はわかっていた。これはC919民間機向けのCJ-1000と同程度の大きさ。

  2. だが瀋陽設計局には別のエンジンニ型式があると判明。WS-118およびSF-Aであると5月開催の業界会議資料で記載されており、Avic共催ということで資料内容はほぼ公式とされる。

  3. 瀋陽エンジン設計機関Shenyang Engine and Design Research Instituteの各エンジンは戦闘機用エンジンのコアの流用で、西側が70年代に軍用コアを利用したのと同じだ。

  4. このうちWS-118は推力26,500-lb.で原型はWS-10ATaihang大行でJ-10,J-11B各戦闘機に搭載されていると同上資料で判明した。生産は2015年開始予定。

  5. WS- 118はY-20軍用輸送機およびComacのC919旅客機への採用候補とされるが、Y-20向けには出力不足、C919には効率が低すぎる。そこで出 力を向上させた28,700-lb.のSF-AターボファンがWS-15コアを利用し開発中。WS-15はJ-20大型ステルス戦闘機のエンジンとして採 用ずみ。

  6. C919のエンジンにはSF-Aが有望視されていた。業界筋によると派生型SF-Bエンジンもあるという。

  7. 第 四の中国製ターボファンエンジンとして開発中なのが推力17,600 lb.のWS-12Cで軍用WS-12エンジンのコアを流用し、ComacのARJ21リージョナルジェットへの搭載が想定されている。同機向けにはこれ まではジェネラル・エレクトリックCF34-10Aが採用されると言われてきた。WS-12Cは成都ガスタービン研究機構が開発中だ。

  8. 同エンジンはまず成都エンジンが組立て、その後Avic傘下のACAEへ生産移管する予定なので民間需要を期待しているらしいが、開発が大幅に遅れているARJ21の営業見込みは大いに疑わしくなっている。■

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