2014/10/21

ロッキードCFRのプロジェクト主任はこんな人  技術開発

ロッキードCFRの続報です。肝心の中身の話ではなく、今回のプロジェクトがどうすすめられているかをPR風に伝えています。大企業でやる気のあるチームを編成したら、国家プロジェクトで何年もかけても実現できていない成果がひょっとすると実現してしまうかもしれないというお話で、宇宙開発も含め大型プロジェクト=国家事業という図式は崩れつつあるのかもしれない21世紀です。それにしてもスタートレックを見て(エンタープライズの動力は核融合と言う設定)触発されたというマクガイアさんはのびのびとしたアメリカ人ですね。


Meet The Leader Of Skunk Works’ Compact Fusion Reactor Team

Oct 20, 2014Carole Hedden | Aviation Week & Space Technology


スカンクワークスで核融合研究(T4と呼称)を取りまとめるトーマス・マクガイアが前に立つのはステンレス製格納容器、ビジネスジェット機のエンジンとほぼ同じ大きさ。

 Eric Schulzinger/Lockheed Martin


年に10回ロッキード・マーティンCEOのマリリン・ヒューソンと最高技術責任者レイ・O・ジョンソン社内プロジェクトの主管社員一名を招き、コーヒーで歓談する。招かれた若い社員の一名は世界を変えてしまうかもしれないエネルギー研究を任されていた。

  1. 社会人経歴わずか7年のトーマス・マクガイアはスカンクワークスで核融合による低負荷エネルギー源「聖杯」を模索していた。当日のコーヒー面談を思い出し「大イベントでした」と語り「全部は覚えていません」という。

  2. 航空工学の学士号をペンシルヴァニア州立大で、航空工学博士号をマサチューセッツ工大でとったマクガイアが航空工学勉強のきっかけは両親と見た「スター・トレック」映画という。

  3. マクガイアの小型融合炉(CFR)研究チームは計10名で新卒採用の若手社員が大部分、平均年齢は35歳。年長者とペアになり、知見を共有するのをマクガイアは徒弟制度に例える。若手社員はガイドの元で、社内の複雑さを学び、年長者は若い世代の持つ自由な精神で再活性化される。「全てを否定せず、どの物理学なら求める結果を実現するかを考えました」とマクガイアは言う。

  4. 「大企業でここまで小グループが効率よく動けることに自分でも驚いています」と言う。「それぞれが起業家精神にあふれ、これがスカンクワークスのDNAなんですね」 「毎日がそんな調子で職場は楽しい場所になりました」

  5. 「大袈裟に言うと世界を変えることになるかもしれません。これはやりがいのある仕事、意見を衝突させる価値のある仕事で、今週ついに論争をしかけたわけです」

  6. 核融合は30年間も舵取りを誤っておりマクガイアも懐疑的な意見があることを認める。「決定的なジャンプができたと言っていません。ただし今回いくばくか前進し、課題はありますが一歩ずつ目的へ近づいています」

  7. そのみちのりこそ困難な課題でも人を奮起させる要素を航空宇宙分野・国防産業に与える源泉そのものなのである。■



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2014/10/21  15:30

投稿者:hamanako

CFR関連の記事、すごい勢いで紹介して頂いてありがとうございます


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