明けまして本年もどうぞよろしくお願い致します。
あっという間に昨年も終わってしまいました。
新たな年、根本的な喜びに少しでも近づき分かち合える年となりますように。
とうとう2020年、どんな年にしましょう… 私は
日常から作られるからだや世界への視点を掘り下げ
この戴いたどんなからだのあり様をも疎まず大切に感じられるよう
生活や歴史などを省みる行為としての踊りの可能性をより志向し歩みたい。
枠や名のりや継承などの形式に始まり、圧倒するパフォーマンスなど
見せる権力的性質に矛盾を感じつつ活動していますが、
いのちの流れや歴史的事実は反転しないことを基に天地の軸を感じ、
揺れること厭わず社会的既成概念や善悪をも越えて感じて参りたい。
世界はますます自己の明示をせまり
日々の中にも一層形ばかりを示す方向が感じられ、ますます危機感持ちます。
観点が変われば立場は逆転することを自覚しつつ、
踊りを作ること公演致すことと、日頃のbody dialogue space体話舎など
人とワークをする両輪の相互作用から
今年は少しでも人との交流を致したいと思っております。
去年から、さまざま人と日々を省み俯瞰し自分と改めて出会うワーク
「being itself そのなることから」を月1回、
歴史や社会から身体や行為を感じ考える「からだの在り処」
などを始めました。どちらもとても興味深い内容と自負してます。
ぜひお時間かないましたらご参加ください。
そして今年は「いのちの仕種 身体研究舎 LAAB lab」を始動します。
皆様と時間を過ごせるよう致したく、歩み遅いですが
どうぞよろしくお願いいたします。
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写真は、年明けの盛岡で。
最近手術し背中や足腰の痛みでめっきり弱くなった義父母との時間も有り難い。
温熱器を当てたりマッサージやからだの使い方を伝えたりと
からだと向き合う時を持つことになってきました。
私も昔負傷した足腰へともっとじっくりと感じ観て神経を行き渡らせ
しっかりとからだの重さを預けて通りをよくし
意識の広がるからだの動きから踊りが生まれますように。
