「蓍」は長い間「メドハギ」だとされてきましたが、
現代ではどうやらノコギリソウの類ということで落ち着いた
みたいです。
メドハギはマメ科、ノコギリソウはキク科で大部離れています。
ノコギリソウ類は精油を多く含み、芳香を放ちます。
そこで本来はこの草の霊性に対する信仰があったのでしょう。
面白いことにスコットランドでも、この草の香りを嗅いで
占いをする、とハーブ・精油のサイトにありました。
人間の潜在能力を引き出す効能がありそうです。
この茎は軽いのですが、とても長期使用に耐えられません。
ただその方がみだりに筮を執らなくなってかえってよいかも …
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