2009/11/3

ゆっくり進む緑内障の治療  緑内障

原発開放隅角緑内障(POAG)・正常眼圧緑内障(NTG) などの自覚症状は少なく、視野障害が出るまでに時間がかかることが多い。
開放隅角、緑内障性視神経障害、緑内障視野変化があり、眼圧が21mmHgより高いのをPOAG,20mmHgより低いのをNTGと定義している。しかし、実際は20〜21mmHg前後にある緑内障も多い。
しばしば、家族歴があり、遺伝が重要な役割を担っている。
治療法は眼圧をより下降させることである。
POAGの場合、眼圧下降目標は 巷では 30%下げる、視野障害が軽ければ 18〜19mmHg以下にし、視野中期なら16mmHg以下、末期なら14mmHg以下、NTGの場合は12mmHg以下などの数値が挙げられているのですが個人差が大きい。
実際は、視野解析を行い、視神経所見、網膜神経線維層欠損所見を総合的に調べ、個々の患者で、データが悪化しない眼圧を目指す、緑内障管理が理にかなっている。腰だめの目標はPOAGで13〜14mmHg以下、LTGで12mmHg以下の数値を「たかせ眼科」の緑内障管理に採用している。
視野障害が進行する場合、進行した結果 中期〜末期 の場合、従来は手術適応としていたが、点眼薬やレーザー治療の進歩で、手術を回避できる症例が増加してきた。
視野障害進行と余命の長さを天秤にかけ、眼圧を管理する。生のあるうちは、視機能を十分なだけ保つことを目標としている。
臨床経験上、通常 患者が点眼可能な薬剤は2剤であり、また角膜障害を起こさない範囲の点眼数に抑えることが必要ですが、眼圧下降困難例では3剤、4剤になってしまうこともある。
眼圧下降薬の中心は、プロスタグランディン関連薬で、1剤で治療できる期間が長ければ幸運です。
2剤の場合には、プロスタグランディン関連薬にベータ遮断薬を加える、または 炭酸脱水酵素阻害薬点眼を加える、さらに3剤の場合は プロスタグランディン関連薬+ベータ遮断薬+炭酸脱水酵素阻害薬を組み合わせる。
なお「たかせ眼科」では後発薬の防腐剤を含まない点眼薬を用いることが多いが、遠方からの受診者は地元の薬局での入手困難なこともあり、さらに処方箋有効期間4日過ぎのトラブルも起きているので、処方箋発行後 すぐに当院所在地付近の薬局で薬剤入手することをお勧めする。




プロスタグランデイン関連薬は、2009年11月8日現在
レスキュラ、後発薬
キサラタン
トラバタンズ
タプロス
ルミガン
の5種類です。
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