ここでお知らせです! 明後日9月16日(土)15:00〜16:59。NHK・BSプレミアムにて再放送!
怪魚ハンターが行く!
「赤道直下の密林に怪魚を追う」

2回目の放送です!(初回放送2017年7月1日)。

【赤道直下にあるインドネシアは、降水量が年間4千ミリを超え、深い熱帯雨林に包まれている。密林では数多くの動植物が育まれ、河川や湖は珍しい怪魚たちの楽園となっている。怪魚ハンターの武石憲貴さんとタレントの水野裕子さんが、カリマンタン島とハルマヘラ島で、密林に潜む怪魚の巨大ナマズ・タパーとライギョの一種・トーマン、そして「最強の怪魚」と呼ばれるパプアンバスに挑む(番組HPより)】
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しっかし、今回はシリーズ6回、史上最悪の大苦戦だった。前半のカリマンタン島(トーマン・タパー編)は増水期で水が多過ぎ! ジャングルが水に飲み込まれて、魚が散り過ぎ…(>_<)。カリマンタンは時期を外したら、かなり辛い…。
「ウツボカズラ」
東南アジアに自生している食虫植物「ウツボカズラ」。分泌液で誘い、昆虫が捕虫器の中に落ちると、ツルツル滑って上れず外へ出られない。初めて見た! フィールドでの小さな出会い、嬉しい!
そして後半、場所を移してハルマヘラ島のパプアンバス編。「こっちはさすがに大丈夫でしょ!」と気分を変えて、起死回生をのぞむも、行ったエリアがダメ過ぎる…。
「島の北部は荒らされているので、南部の釣り人が入っていないエリアが良い」という現地人の情報の下、南を拠点にしてみるが、尽く川が小さい…。流れがほとんど効いておらず、遡るとすぐに川幅5m以下の細い水路に…。

なんでこんな川しかないんだろうと、グーグルアースを眺めると、島の中部から北部にかけては山岳地帯で大地も広い。しかし、南部は幅が狭く低い山々。長く流れの効いた大きな川が皆無だった。
ということで終盤、宿から車で2時間かけて中部の川を開拓へ。南部からの道路事情は悪く、丸太の橋で脱輪し、村人に助けられることも…。残された時間が少ないのに遅々として物事が進まない…。

しかし、中部で1つだけ、流れが効いてる大きな川が見つかった!

魚影は濃いとは思わなかったけど、河口に沈む倒木に大型ポッパーを通すと「ドーン!」と出たり、一発何か期待が持てる川。もう残された時間では、ここに賭けるしかなかった。実際、翌日には雨の影響で超マッディーウォーターに変わり、川は壊滅。番組ラストの流れは、今回の遠征で唯一パプアン(スポッツも含む)の反応が3回あった2時間半の出来事。「期待してね!」とまでは言えないが…、楽しんでね!
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今回の撮影以前、パプアンバスは3度狙ったことがあり、2006年のパプアニューギニアが初挑戦。この時は命一杯パプアンバスとのパワーファイトを満喫!

豊かなフィールド、クランク・ミノー・ビックベイト・S字系・TOP、様々なルアーで狙えてホント楽しかった。もう1回あの時に戻りたい(笑)。

そして2回目は2007年、マレーシアの友人達に連れられてボルネオ島北東部を旅するが、ポイントは大規模河川の河口域。ポイントが広過ぎて、トローリングの釣りをすることに…。しかも、釣れてくるのはパプアンを狙っている時に釣れてしまうと負けた気がするマングローブジャック・ハタの類・小GTなど、一向にパプアンが釣れません…。
業を煮やした俺は皆がトローリングする中、一人キャスティングを開始。ルアーはS字系、マングローブの岸際に着水後、1mほど激しくジャークしたところで食ってきた! まあまあなスピードで船は走っており、まぐれ感満載の唯一の1匹。他、マレーシア人がトローリングで1匹のみで、3泊4日5人で2匹という悲しい旅(T_T)。正直、ボルネオ島北東部はパプアンバスを狙うには良い場所とは思えない…。

3回目はTVの撮影でのパプアニューギニア。裏方の仕事で行ったのでほとんど釣りが出来なかったが、撮影陣さん達の目を盗み、短時間のお忍び釣行(笑)。

このBlogでは未公開の当時の釣行記を先ほど書いてみたので、お暇だったらどうぞ! ↓↓↓
http://wind.ap.teacup.com/fishing/1610.html
2回、3回目の釣行と、満足のいく釣りが出来なかったので、久しぶりにパプアンバス釣りを突き詰めようと意気込んでいた今回、とても残念である( ノД`)シクシク…。