さて、番組も放送されたことだし、アルゼンチン編の四方山話でも…。
っていうか、ウルグアイ川でのドラード編、僕のドラード釣果の75%をカットするってどーゆうこと!(-_-#)。番組では104cmのドラードしか放送されなかったけど、いくらなんでも最大魚は出そうよ…(T_T)。バンバン跳ねてるところ、もっと見たかった。まあ、放送時間にも限りがあるわけでしょうがない…。
ということで、ここでゲリラ的にドラードPhotoGalleryを更新!

さて今まで、「パンタナール湿原の小規模河川」「パラナ川本流・大河川」「ほぼ流れのないイベラ湿原」、そしてこの場所「ウルグアイ川のダム下」の4種類のフィールドでドラードを狙ってきた。

やはりドラード釣りは、パンタナール湿原の小規模河川、割りと強い流れの川に小船を浮かべ、流されながら倒木をジャーキングミノーでピンポイトに撃っていくのが一番面白いと思う。正確なキャスティングテクニックを必要とする。

でも、今回のウルグアイ川のダム下での釣りも、淡水の釣りとはかけ離れた、また別の楽しさがあって凄く熱中できた。なんせ、ダム下に魚が滅茶苦茶溜まっているし、サイズも他と比べてケタ違い!

撮影時の季節は12月。アルゼンチンではハイシーズンの始まり、初夏って感じ。夏はトップが有効だというが、ちょっと早いかなと思いディープミノーと半分づつ揃えていった。しかし、行ってみたら川は大減水でディープ系が使えない。完全にトップのシーズンに入っていた!

釣り方はもう完全にオフショアの青物釣りと一緒。14〜18cmのペンシルの鬼巻き。リールがコンクエストだったので、指がつるぐらいしんどい(;´Д`)ハァハァ。

「スピニングの5000番位が正解じゃないか?」と思いつつも、金のリールで黄金の魚を釣るということにこだわった(笑)。

40LBを超える位からトリック持ちが出来なくなっていくが、ガイドのオッチャンがもの凄く写真を撮り慣れていて、スマホなのにイイ写真がたくさん撮れた! ただ残念なのは、ドラードの跳躍の写真が撮れなかったこと(撮影だからしょうがないけど…)。
まあ、ドラードは1日半しか狙えなかったけど、ドラードの真の楽園、釣りが出来ただけで幸せだったわ。
タックル
●ロッド
モンキス
「ディアモンMV-65 3rdプロト」
●リール
シマノ「14コンクエスト201」
●ライン
バリバス「Si-X VAMOS5号」
「shockleader80LB」
●ワイヤーリーダー
「大洋ワイロン#36(強度49kg)」
モンプロ「Monster Wire Leader」
●ルアー
_イベラ湿原_
ストーム「Thunder Barra 11」
モリックス「ビートル」
マイヤー「パンサー5g」
※バーブレスのシングルフック(1つのみ)がレギュレーション。
_ウルグアイ川_
マリア「ローデッドF180 、S140 」
ダイワ「ソルティガ ドラドポッパー 14F」
ラパラ「スーパーシャッドラップ」
おまけのボロボロにされた道具達
フックは、トレブル16(がまかつ)やST-66、ST-56(オーナー)をメインで使っていたけど、ビシバシ曲げられた。

直し直し使っていたり、直ぐに棄ててしまったりで、あまりガッチリと曲げられた写真は残ってないのだが…。

スプリットリングも150〜180LBクラスが1〜2匹掛けただけで歪み、一度180LBのリングがフックと共に持って行かれることも…。

ランディング率は、4〜5回掛けて1匹ランディングって感じ。やはり口が固く跳躍して暴れまわるドラードだけによくバレる。
恥ずかしながら、ブレイクは3度。1度目は、2mリーダーを入れていたが、結束部分の少し上のメインラインが岩に擦れてラインブレイク。その後、リーダーを3.5m入れるが、今度はリーダー(ナイロン80LB)を岩に擦られブチ切られた(-_-;)。さらに、牙対策で入れていたワイヤーリーダーも噛みきられた…。ピラニアや牙魚対策としてアマゾン水系でも使っていた「大洋ワイロン#36(強度49kg)」が初めて切られたわ(-_-;)。
掛かるのはほとんどがメーターオーバー、中には110cmを超えるサイズも!(20kg前後) 。そこまで大きくなってもスピードがあってバンバン跳ねる。そして川は水深1〜4mで岩だらけ。なかなかスリリングな釣りで楽しかった。

ちなみに、ブレイクしてもルアーは直ぐに外れて川面に浮かんできて、全て回収出来た。「ドラードのバレ易さ」、こんな時だけはイイなと思った笑。