アマゾン川の河口域、マングローブ林に棲む泥ガニ。あの開高さんも絶賛した「カランゲージョ(Caranguejo)」を食べてきたぞー(^^)。

川沿いに立つとあるレストラン、カランゲージョを注文する。我々が食すのは雄のみ、雌は捕獲を禁止されているそうだ。

茹でた蟹とともに、木のまな板と木槌が出てくる。これで甲羅を割って食べろということらしい…。

先ずは甲羅の中のミソをいただく! 食べようとすると、当地ではファリーニャを入れていただくらしい。しかし、正直言って「大して美味しくなかった(-_-;)」。

猫は物欲しげに見つめてくるが、身もあまり詰まってなくて、なんだか物足りないぞ…。

ということで、他の料理も頼んでみる。

カニのリゾット! まずまず、でもなんか、カニの強烈な旨味が足りない…。

ドロドロとしたカニスープ。まあ美味しいけれど、ホントに美味いかと言ったらそうでもない。なんだかちょっとがっかりした…。
しかし後日、その感想が間違いだったと気付く…。ある日の昼下がり、漁師さんのお宅を訪問して捕れたてのカランゲージョをご馳走になった。主人が生きたカニを洗って泥を落としてくれる。

綺麗になりました!

鍋に水を張らず、しばらく蒸す感じ。

そして、それからカランケージョの食い放題。「うめぇー\(^^)/」。レストランで食べるより、漁師に採れたてのを料理してもらった方が断然美味しい。泥ガニだけど、泥臭さは全く臭くない(漁師さん曰く、むしろ泥が完全に抜けると美味しくないとか…)。甲羅には、漁師の奥さん特性のソースをかけていただく。

ハサミの部分のお肉が絶品。やっとカランゲージョの美味しさが分かったわ(^^)。
