「アメリカのわりと、どーでもよい、フォトギャラリーその4」
2019(アメリカ)
「レッドフィッシュ」
スズキ目ニベ科のレッドフィッシュ(レッドドラム Red drum 学名:Sciaenops ocellatus)、正直、自分の分野ではない海水&汽水域の魚なので、企画段階であまり乗り気ではなかった…(^_^;)。
しかし、番組のテーマは「ミシシッピ川を下って海に出て、フロリダに至る紀行」のため、ミシシッピ川河口の釣りは外せないし、実際やってみたら、かなり楽しかったよ(^^)。
ガイドがルアーをほとんど使用せず、餌釣り専門だったので、仕掛けはこんな感じ。ウキに、リーダーがナイロンの60Lb。水深に合わせ30〜50cmほど。その先にジグヘッド、生エビをつける。
トゥィッチをすると、ウキがポッパーのように「シュバッ!」と水を押す。魚を寄せて、エビは食わせるというシステム。

絶えずウキでポッピングをしてるので、ルアーの様な操作感があり、意外と飽きはこない。浅瀬にエビやカニを食べに来ているため、水深は1m以下。特に浅い所だと30cmぐらい。よって、魚は深く潜ることはなく、横っ走りが凄い。一気に30m持っていくこともあり、なかなかスリリング。

レッドフィッシュの平均サイズは80cm後半から1mオーバー、そんなサイズがポツポツと釣れてくるので、とてもクオリティーが高いフィールド。

相方、水野姉さん。

ぶっといレッドフィッシュ(^^)v。

でも、途中餌釣りに飽きてきて、エビの代わりにシャドテイル系ワームを付けてみる…。「シュバッ!」とポッピングをした後、「チョン、チョン」とアクションを入れ、「フワッ」と漂わせると、ウキが沈み、「グゥィーン」と突っ走る。

口元にガッチリと掛かっていた。

ルアーでも普通に釣れるね!
「ブラックドラム」
ちょっとレアなブラックドラム。釣り方は同じだけど、より数が少なく臆病な感じ。今回、二匹しか釣れませんでした。

サイズは82cmと84cm。体高があって、レッドよりボス感がある。

釣り上げた後、「ドゥーン、ドゥーン」と重低音で鳴くのが、カッコ良かった(^^)v。

今回、専用のタックルを持っていかなかったため、番組ではコンクエストだったり、ガイドから借りたスピニングだったり、65や75を強引にスピニング化させたりと錯綜しました…(^_^;)。
今度真剣に狙ってみるなら、シマノの3000〜4000番にPE25〜30Lb、リーダーがナイロンの60Lb。
広島のサワラ釣りで借りた、こんな感じのタックルがベストだと思う。
おまけの、怪魚はいったいどんなお味? その疑問に(独断偏見で)答える
「怪魚を食べよう! 怪魚快食その17 レッドフィッシュ編」

「レッドフィッシュ」
学名:Sciaenops ocellatus
原産地:アメリカ・メキシコ湾
釣れたてのレッドフィッシュを一匹だけキープして、宿のレストランに持ち込んだ!

先ずはビールで乾杯(^^)。

レストランのオバチャンが現地式に調理してくれたよ! 少々、エビが多すぎて、見た目のレッドフィッシュの存在感は薄いですが…、程よく柔らかく歯応えもあり、たんぱくな白身魚。とても美味しい(^^)v。
「怪魚のテキトーレシピ17」
癖がなく、とても食べやすく、どんな料理にも合う上品な白身魚。素人が作るなら、フライとムニエル、ソテーが簡単で、無難かな…。万能食材!
作り易さ ★★★☆☆(デカくて大変)
美味しさ ★★★★☆(食い応えあり)
レア度 ★★★☆☆(現地では一般的)
※不定期更新 次回に続く…。
おまけの、ニューオーリンズで食レポ写真…。

クレオール料理・ガンボ。とっても美味しかった(^^)v。

日本に帰ってきてから、ガンボを何回か作ってみたよ。魚介出汁に、トマト缶を投入。それにソーセージとかサラミとか、ジャンクなモノも入れる「アメリカンなお袋の味」。日本だと、カレーみたいな感じだね。凄く簡単で、深みのあるジャンキーな美味しい料理です!
★★怪魚快食の過去記事★★
怪魚快食その1(アリゲーターガー)
怪魚快食その2(バラマンディ)
怪魚快食その3(ホワイトスタージョン)
怪魚快食その4(グーンシュ)
怪魚快食その5(ノーザンパイク)
怪魚快食その6(ダトニオ類)
怪魚快食その7(アカメ)
怪魚怪食その8(ナイルパーチ)
怪魚快食その9(雷魚・カムルチー)
「雷魚・カムルチー編 その2」
「雷魚・カムルチー編 その3」
怪魚快食その10(イトウ)
怪魚快食その11(カミツキガメ)
怪魚快食その12(レイクトラウト)
怪魚快食その13(ウシガエル)
「ウシガエル編 その2」
怪魚快食その14(オオウナギ類)
怪魚快食その15(マーレイコッド)
怪魚快食その16(ヘラチョウザメ)
怪魚快食その17(レッドフィッシュ)