「6、モンゴルの道特集!」
自分が訪れた国の中で「道路事情」がとにかくひどい国ベストスリーといえばやっぱりカンボジア・チベット・モンゴルかなぁ。カンボジアの「タイ国境からアンコールワットに抜ける道」はまるでパリダカ・・。しかもピックアップトラックの車内に6人・荷台に8人、この道では人はまるで荷物のように扱われるの。世界の屋根チベットは言うまでもないだろう。あんな高地にまともな道があるほうがおかしいぜ! そんな国々に負けず劣らずひどいのがモンゴルです!(なんせ舗装道路が国中で3路しかないらしいのです・・)。
ということで、モンゴルの「道」特集!(なんかモンゴルについてネガティブな話題が続きますが、もちろん1番好きな国だからこそ見えてくる嫌な面ということで・・)。
左写真、先ずは「モンゴルの高速道路」から紹介!(高速道路といってもただの舗装路ですよ 笑)。ウランバートルから西に350km、古都ハラホリンまでは一応舗装されてます。しかし、いたるところで陥没していて放置状態。そんな道をモンゴル人が超攻撃的に運転をするのでパンクはしばしば、その修理に追われオフロードよりかえって時間を費やすはめになることも・・。右写真、高速道路に羊の群れも走るのがモンゴル式(笑)。

お次は「国道」レベル。4年前はチョロート川への道はほんとひどかったのですが、最近は写真の様に地ならしされた道もできつつあるのです! しかしこの道、土盛りされて作られているため地面より2mぐらい高く、おまけにスピードを出し過ぎるとスリップするので怖くてしょうがないです。モンゴル人ドライバーもこの手の道は苦手なようで、オフロードの旧道を走ることが多いです(国道を作った意味なし・・)。

左写真、そして「県道」レベル。これぞモンゴルの道、もっとも一般的な「草原にできた轍」です(笑)。このての道ではモンゴル人ドライバーは最も攻撃的になります。激しく揺れる車体に車内にまき上がる埃、ほんの数十分でモンゴルの道路事情を理解できるでしょう!
右写真、これはもはや日本で言うところの「農道」レベルか? 道などではありません。「行けるなら行っちゃえ!」というような感じです! 写真ではそんなに緊迫感が漂ってきませんが、サイドブレーキを引きながら、最後は横転を避けるため山頂側の車体にぶら下がってなんとか走ってます(ドライバーは2度とこんな道は通りたくないと言っており、その後「走行拒否」を貫いてます 笑)。

モンゴルの木造橋。って、なんかこの橋思いっきり歪んでいるんですけど・・。いつか崩落するなこりゃ。

そして、崩落した橋。こんな時は川越をするしか道はなし!
で、失敗するとこんなことになっちゃいますよ!左写真(笑)。そして、右写真は笑い事じゃないぜ、「まじで死ぬかもしれない」と思いましたわ。川越はドライバーの資質が問われますね〜(笑)。

「7、ロシア製カバワゴン」
しばらく放置状態だったこのブログ、久しぶりに訪問者チェックをしてみたら「げっ! 見ていてくれる人がいたのっ!?」。
ということで、なにか更新しなくてはと焦る今日この頃。しかし、最近とってもお疲れ気味なので、曼陀羅さんから送ってもらったネタで誤魔化すことにした!(笑)。
チョロート釣行の足「カバワゴン」ことロシアンクロスカントリービークル
「UAZ」。なんと日本でも売ってる店があったのね!
チェック! →
http://www.lotasm.co.jp/uaz/
でもね、値段が200万超えかいっ!? まあ、輸送費とか物珍しさとかでそんな値段になっちゃうもんかなぁ。
しかしっ! 紹介文の中の
「昨年もロシア国内のラリーにて、フルノーマルの同型車が未舗装路9000kmをノントラブルで無事に完走したほどの信頼性がある。」という所がちょっと引っ掛かるのです・・。俺の乗ってるのは1日に何回も故障するぞっ! ノントラブルってことはないでしょ! っま、10分ぐらいで簡単に直っちゃうんだけどね。
でも、「簡単に壊れちゃうが、簡単に直っちゃう。プラモデルの様なシンプル設計」、愛嬌があってカワイイ車ですよ〜!(って、故障したときはキレまくりですけど・・)。
