「Fishing Adventures AKITA 2010 その3」
「秋田の淡水(バス・雷魚・鯰・渓流)」
3日目6月7日午後釣行
お昼をのんびりととっていたら、残された時間は少なくなった。実釣で約1時間半ぐらいか…。高速でイイ所だけをチェックしていくが、可愛いカエルや雷魚が「のんびりしろよ。遊んでくれよ♪」とじゃれてくる。


市内から空港までは約40分。空港までの移動時間を考えると、残り30分ぐらいか…。最後にとっておきのポイントに白田さんを連れて行く。バイトがそこそこ有り、状況は悪くない。

そして、最後の最後にドラマが待っていた。白田さんの脇で立ち込んでロッドを振っていたのだが、ボンバーJr・ブレードチューンを遠投しただ巻きしてきた時だった。立ち位置から約3mまできたところで、自分の傍らに生い茂るアシの葉が邪魔になり、払い除けるために巻く手を止めた。その瞬間だった。
「ボフォォォ!!」
自分の立ち位置からはアシに遮られフロッグが見えてなかったのだが、「あっ、食った!」と思った。そして一呼吸置き、渾身の合わせをくれた。たった3m、一気に寄せようとするが、かつてない重量感溢れるヘッドシェイクに少し焦った。なんとか遮るアシを突破し寄せて、岸辺にずり上げようとするが、重くて岸際に引っ掛かってしまう。瞬時に水草を払い、巨大な蛇頭を目にして我を忘れた。思わず両手で頭を抱きしめてしまった。抱え上げ陸地へと運ぶ。足元に横たえ、「ヨッシャー!」と絶叫した。
↓5月の末に釣った80アップ。

これより15cm以上大きいってどんだけだよっ! 15年追い求めた長さ・太さ共に究極の1匹だ。いざ、公開!
雷神現る…。
「我が雷魚人生に一片の悔いなしっ!」
(北斗の拳・ラオウ風 笑)。
久々に叫ぶよ、
「アニマァァァー!(笑)」
ロッド「GUNGUN−73RH(バレーヒル)」
リール「コンクエスト401(シマノ)」
ライン「S u p e r S t o u t 8号−100lb(おおの)」あえて直結。
スナップ「スーパースナップ4番(ウォーターランド)」
フロッグ「ボンバーJr・ブレードチューン(ロデオクラフト)」
※ラインは、ホントはビミニでダブルラインを組みたいが、ポイントで迅速かつ頻繁にラインを結び変えたいため、あえて直結にしています。今までこれで通してきましたが、雷魚でラインブレイクはしたことがありません。
また、スナップは世界怪魚釣行記・標準装備「ルアーコネクター140lb(Coatac)」を使用しているのが普通ですが、在庫を切らし、2番目に信頼できるウォーターランド製を使用。
最近、大物狙いにはボンバーJrのブレードチューンただ巻きが定番です。フックが太いことが少し気になりますが、ウィプラッシュ製と共に主力!