東京ZINE図書館主催の多摩川LiveUnderTheBridgeというフリーパーティーに行ってきた。若い友人の説明によると、ZINEとは昔で言うミニコミのことだとか。そして、少し反抗的、政治的な香りもする言葉のようである。場所は、多摩川は立川市と日野市の間にある立日橋下の河原。初めて行ったのだが、とてつもなくだだっ広くて、空も広くて解放感があることこの上ない場所である。近くに民家もないので騒音の心配もない、特に誰に許可を取るわけでもないゲリラ的な集まりだった。
この河原に住み着いた若者達がいた。都会の小さなアパートの片隅で暮らしていた自分にとっては、衝撃的なライフスタイル。祭もやっていた。しかし野宿者の人達共々追い出されてしまう。それから月日は経ち、こうして当時のことを知っている人達も知らない人達も、音楽に関心ある人や政治に関心ある人や、「丁度良い混ざり具合」の空間が、その日出現した。
こんな感じで、橋の下。多い時で150人くらいはいたのではないだろうか。
一歩引いてみるとこんな感じ。
さらに川縁まで行くとこんな感じ。
夕陽が美しすぎて、いつまでも見とれていた。
会いたいと思っていた友人達と再会を果たせた素晴らしい一時であった。

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