久々に上野公園へ。東京国立博物館で開かれている「飛騨の円空 千光寺とその周辺の足跡」を見に行くためだ。円空仏は昔から好きで、機会あればなるべく見に行くようにしている。今回は、かなりまとまった展示で、最高傑作とされる両面宿儺坐像や秘仏の歓喜天立像など、見所が満載だった。
その帰り、上野公園をぶらぶらぶらぶらして、大道芸や上野大仏、お化け灯篭などを見たりしながら、最終的には公園近くのグリーンクラブという建物で開かれていた「第42回全国小品盆栽名品展」へ。最近、盆栽にちょっと興味があるのだ。
盆栽も大きさによって大品、中品、小品と分けられているのだが、今回展示されていたのは小品。思ったよりも小さいものもあった。
これらは、鉢のサイズは全て1寸前後である。
河津桜はもう咲いていた。
曲が見事な五葉松。
小さな小さな杉と苔だが、ずっと見ていると、草原と杉の大木に見えてくるから不思議だ。
床の間に飾るイメージ。
何だか大変そうなことになっている楓。
そして、予想はしていたが、お客さんの9割以上はお爺さん。終始、和やかな雰囲気だった。

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