3月後半に冬休みを取り、大阪の家族や連れ合いと、淡路島・四国を旅した。大阪に育ったが、淡路島に行くのは初めてである。家族や連れ合いは2回目で、新鮮な体験となった。また、今回は四国の中でも淡路島から近い徳島を選んで旅した。まず目についたのは、美しい照葉樹林帯である。特に、淡路島は植林が少なく、山に入れば関東とはまた違った林相を楽しめた。
記録が膨大なので、絞って書くことにするが、3月21日に帰省。翌22日朝から淡路島に渡った。伊勢久留麻神社や先山千光寺を巡った。
伊勢久留麻神社はこのような所。古代太陽信仰の拠点とされた場所らしい。その3でも触れるが、北緯34度32分の線上、いわゆる「太陽の道」とされる線上にある神社で、伊勢というのも、あの伊勢神宮から来ている。
http://www.awaji-navi.jp/location_contents.php?id=77
先山千光寺は、先山(448m)の山頂にある高野山真言宗の寺院であるが、この先山という名は、伊弉諾(イザナギ)、伊弉冉(イザナミ)が最初に作った地であるという謂れから来ている。寺は、縁起によると大猪に化身した観音菩薩に導かれた狩人が開基したとされていて、境内では狛犬ならぬ大猪が出迎えてくれる。今回は行くことができなかったのだが、淡路在住の知人によると、山頂近くには磐座があるという。お寺の範疇を超えた場所のようだ。
本堂。本尊は千手観音。
境内には、山頂とされる場所があった。一応記念撮影する。
見事な三重塔。見難いかもしれないが、写真の左下に大猪が見える。
印象的な梅の古木。
余談だが、門前の西の茶屋にて売られている羊羹がお勧めである。

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