10月最後の週末、私の両親と岐阜の郡上八幡で待ち合わせ、家族旅行をした。なぜ郡上八幡かというと、来年80歳となる私の父が、「いっぺん郡上踊りを見に行きたい」と言っていたのを思い出し、その時期ではないが計画を立てた次第。岐阜は、今年5月に神岡鉱山跡に作られたスーパーカミオカンデという研究施設を見学しに行って以来2回目。ほとんど何も知らない地域である。
木造の再建城としては日本最古の八幡城。近代にいたっての再建ではあるが、美しい山城である。場内を歩いてみる。
郡上八幡は水路を至る所に見かける水の街でもある。そして、現在でも共同の洗濯場や水場があるということに、大変驚いた。私の祖母は、私が子どもの頃、富士吉田の家の前の水路で洗濯をやっていたという記憶がある。
古い街並みだが、伝統を重んじる生活を続けている内に、それが観光資源となったような、そんな感じがする。
おまけとして。この、戦争法案反対のポスターは、市内にあるとある宿屋の壁。宿屋として反対しているようである。


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