おめでとうございます、となかなか言える社会状況ではないが、今年もよろしくお願いします。
我が家からの本年初の朝焼け。
今年は3人でのお正月。連れ合い作のおせち料理。
この状況で、積極的に初詣に行こうとしたわけではないのだが(という言い訳ではないのだが)、子どもがお隣愛川町の八菅山にアスレチックとそり遊びに行きたいというので、行ってみると普段は全然人がいないが、山の中腹にある八菅神社は初詣で、そこそこ人はいた。子どもも全てマスクをしている。
八菅神社は、中世より関東有数の修験道の霊場だったが、明治に入って神仏分離令と廃仏毀釈により神社とされ、現在に至る。3月28日には、修験の息吹を現在に伝える火渡りの儀式が行われている。山腹には八菅山いこいの森として、アスレチック広場が整備され、山頂には展望台もある。
正月3が日と3月28日のみ、宝物館が拝観できるので寄ってみたが、圧巻は699年(奈良時代)作と伝えられる役行者像。
拝殿も、神社の様式ではなく、お寺のようである。
酒粕で造った甘酒を片手に火に当たる。
アスレチック広場にて。子どもに優しい鎮守の森である。


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