盛岡2日目の御当地紀行は、北上川の河原からスタートであります。
橋の上からじゃなくて左側の河原が御当地ポイントなんですが、写真に写っているからセーフってことでお願いします。何となく盛岡の地理に詳しくなった気がします(笑
前日とは打って変わって清々しい天気になりました。会場は盛岡駅から結構離れた場所だったのですが、小田さんが「まさか高速に乗るとは」と驚いた場所だったのですが、行も帰りも殆ど待たされることなくシャトルバスに乗ることができましたし、ストレスは全く感じませんでした。
昨日に引き続いてオンステージシートの抽選に参加しました。ギルドさん主催のライブでは、あらかじめ電話で申し込んだ人が順番にくじを引いて、当たりの番号が出たら当選というシステムです。その結果は、当選でした。ギルドさん主催のライブでオンステージに当選するコツが分かりました。
気合いです! ちなみに4年前の岩手では、箱の中のピンポン球を引いて、色付きのボールが当たりでした。
オンステージシートに座ったことのある人なら御存知だと思いますが、入場前にスタッフの方から注意事項の説明を受けます。しかし今回は、今まで聞いたことの無い説明を受けました。「…ステージの上方にはライト等の機材が設置されていますが、公演中に地震があった場合、それらが落下してくる可能性があります。その場合、シートの下側にヘルメットを置いてありますので、これをかぶって下さい」 入場後に確認したら、たしかに黒いヘルメットが置いてありました(笑
席は、ステージに向かって左手寄り、万作さんやいなPに近い位置でした。ふだんは近くでは観れない万作さんのドラムを堪能しました。『誰れも どんなことも』や『こたえ』の「コツコツ」というリズム(音)って、あんなふうに出しているんだ。お二人は、折に触れて後ろを向いて、オンステージの人達を煽ったりしました。今日は小田さんは、あまりオンステージの方へ来たりマイクを向けたりはしませんでしたが、みんな盛り上がって手拍子しているのが嬉しかったのか、時折にっこりと笑顔を向けてくれました。
そして『やさしい雨』です。ストリングスチームがステップを踏み、天井からキラキラなやさしい雨が降り注ぐ、今回のツアーで盛り上がり曲のトップ5に入るかもしれない曲ですが、私は金原さんと藤家さんをヒヤヒヤしながら見ていました。何故なら、お二人がヒールの高い靴を履いていたから。あんな細くて高いヒールでステップを踏んで転んだりしないかと心配したのです。おまけにステージにはキラキラの銀テープが降り積もって、滑りやすくなっていたので、無事に演奏し終わったときは正直ホッとしました。演奏の合間にスタッフがいなPの足許の銀テープを片付けていましたし、いなPもそれを手伝っていましたから、銀テープは演奏する側からすればちょっと厄介な存在なのかも知れません。
最後は、ひょっとしたらまたひとつ新しい「岩手の歌」になるのでしょうか、『うまれくる子供たちのために』でおしまいです。素敵なライブだったという喜びと、ここ盛岡でのライブが終わっていくという寂しさの混じり合った、不思議な気持ちでした。

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