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山から娘を狙うモノ

ITで見つけた怖い話・・・・ 

俺の田舎には土地神さまが居るらしい その土地神様が俺の娘を

連れて行くかもしれないとの事 正直今もどうしていいのかわから

ない 聞いた時は吹き出した でも親父の反応を見て血の気が

引いた… 一応書き溜めてる

悪いが詳しい情報は全て伏せる 娘は小学校の低学年で 俺は

普通のサラリーマン 嫁も祖父祖母も元気で 普通の家庭だと

思ってた 上京した俺は 嫁とは大学で知り合い そのまま就職と

同時にゴールイン 結婚二年目で、子供を授かった

そこから幸せの日々 俺も割りといい企業に就職でき 嫁も専業

主婦として家事と育児に力を入れてくれてた


娘が小学校に入学し暫く経った頃 入学祝いのついでに家族

全員で 俺の実家に行く事が決まった 有給込みで三日程滞在する

予定 俺の住んでた実家はかなりド田舎で何もない

だけど自然は素晴らしいと今でも思う 娘も久しぶりにお爺ちゃん

婆ちゃんに会って楽しそうにしてた 一日目には何もなかった・・・・

だけど、二日目に問題が起きた

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娘がいなくなった! 五時には帰ってくる様に言ってたんだけど

親父の飼い犬と散歩に行ったっきり、帰ってこなくなった

あんまり遠くに行かない事を約束させて 娘を少しの間自由に

させてた俺が悪いんだけど… 親父は母親と嫁に近所に訪ねて 

力を貸してくれる人を当たるようにお願いしてこいと言い

俺と親父はトラックに乗り込んだ


30分程経ち数十人体制で捜索が始まった すると予想外にも簡単

に見つかった 見つけたのは近所の人で 娘は森の入り口の小屋

付近で寝てたらしい 残念ながら飼い犬は見つからなかった

遅れて俺と親父が家に戻ると 嫁が娘を抱いていた 俺自身ブチ

切れと心配でぐっちゃぐっちゃになってた

娘を叱ろうと思ってたんだけど寝てる 姿を見て溜め息に変わった

外傷も衣服にも異常はなくて本当に安心した


母親が手伝ってくれた方々にお酒と料理を出し 俺もお礼を一人

一人回りながら飲んでた 暫く経って娘が目を覚ました 俺が軽く

叱ると半泣きになり それを嫁がなだめてた

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ここからの会話は明確に覚えてる

嫁「ちーちゃん(娘) なんであんな所で寝てたの?」

娘「うーん… わかんない」

嫁「ワンコは?」

娘「お猿さんが連れて行った。」

この瞬間空気が止まった 親父も母親も俺たち家族以外の動きが

完全に止まった

嫁「お猿さん?」

娘「うん お猿さんとワンコと遊んでた」

父「どんな姿やった?? どんな鳴き声やった?? 触ったか??」

俺「おいおいおい!!」

掴みかかり 叫ぶように親父は娘に質問を浴びせていた 娘は怯え

嫁の腕に飛び込んでいった


父「アレがでよったかもしれん… ○○さんを呼べ…」

親父がそういうと母親がどこかに電話をかけだした

父「みんなはもうええ ここからはうちの問題 有難うな」

手伝ってくれた方々は「すまんな」「大丈夫だから」と言いながら

ソソクサと帰って行った

親父は猟銃を持ってくると 塩とお酒をそこら中に巻き始めた

母「○○さん 三十分程で来てくれる!」

父「そうか… △△(俺)、話がある」

俺「…… 」


親父が真剣な顔で話し出した この土地には土地神がいてるらしい

その土地神は様々な富を落とすと言われているが いい神様では

なく非常に残虐でもある 動物にとり憑き 他の動物の臓物を喰い

散らかすとの事… 猿の姿で目撃される事が多いが 猪や人間も

例外ではないと言っていた


父「何にせよ、至近距離で接触し 生きていてるケースは珍しい

接触した者が生きていれば また向こうからまたやってくる事が多い

ここ最近は見かけなくなったのに…。」


こんな事を真剣に話し出して 俺も苦笑いしてた 嫁もどうして

いいかもわからず困っていた…

そして○○さん(以後、Aさん)が到着する 見た目は品のある年配の

女性でスーツを着ていた 親父と俺が状況を詳しく説明をする

母親は黙って何か準備していて嫁は寝てる娘を抱いてた

父「助かりますかね?」

A「助かるかもしれません… おそらくアレなのは間違いない でも

幸いな事に接触してない この年頃だと好奇心が旺盛なんだけど

この子自体が勘がいいのかもしれない」

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俺「何をするんですか? 娘は大丈夫なんですか?」

A「あなた信じてないのは仕方ないけど 今は騙されたと思って

手伝って欲しい 悪い様にはしないから…ね?」

正直胡散臭いと思ってたし この発言も信じられなかった

親父がいつにもなく真剣で それに煽られた感じだった

Aさんが母親と一緒に準備を始め 途中に「娘さんの髪の毛が

欲しい それも出来るだけ多く欲しい」と言ってきた…

俺は断ったが 普段大人しい嫁が半な強引に娘の髪の毛を切った

何故か娘は起きず ずっと眠っていた


A「もしもの時の変わり身が必要 先に言うがその人が必要になる

時は 変わり身自体が何の効果も持たないかもしれないほど

危ない状況 勿論両方死ぬと思うが それでもいいなら変わり身を

立てる」

説明は続き、条件として

・血縁者である。 ・娘と同じ性別である。 ・歳が近い

が条件だった(別に守らなくてもいい)

もう嫁しかいてないんだよね… だけど俺は一度もそれを口に

出せなかったんだよ 家族全員で話し合ったけど嫁は折れなかった

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まだ心から信じてなかったけど もしもの事があったら俺は二人

同時に大切な人を見殺しにしてしまう それが怖かった でも

嫁に説得させられて代役に決まった 娘の髪の毛と嫁の髪の毛を

袋に入れ そこにAさんが取り出してた紙を入れて お経のような物

を唱え始めた それを嫁が持ち Aさんは家の柱と言う柱に文字を

書いたり紙を貼ったりしてた


そこから特に異変もなく時間だけが過ぎた 相変わらず娘は寝て

いた だけど深夜を回った辺りから異変がおき始めた 外で何かの

鳴き声が聞こえてきた

文字にするのは難しいけど「うぉもーす うもーす うぉもーす」

みたいな唸り声に近い鳴き声 それを聞いてAさんがバタバタ

し始めた


俺「親父…」 父「本当に来よった…」

真剣な顔で猟銃に弾をこめ始めるのを見て 俺も怖くなってきた

Aさんはお経を唱え始め 嫁は娘を母親に預けた

「うおもーす。うおもおおおおおす」

声が近づいてくると嫁にも異変が起きはじめる

嫁「ヴヴヴウヴヴヴウヴヴヴヴヴヴヴウヴヴヴウヴヴヴ」

嫁が突然唸りだしドンドンと窓や壁に当たる  後から

わかったんだけど このドンドンと当たってたものは犬の死骸の

一部でまだ新しかった 親父は何も言わなかったのだが そう言う

事だと思う

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お経と唸り声 鳴き声?ですごい事になっていた 俺も平静を装って

たけど内心は死ぬほど怖かった 呼吸も上手くいかず 鳴き声が

近づいてくる事が本当に怖かった

A「今から誰も一言も話さないで下さい それと娘さんの口にタオル

か何かで塞いで下さい 今は何をしても起きませんが念のために

お願いします。」

事前に話すなと言われてたんだけど 嫁は既に唸ってた。

もう嫁がどうなるのか心配で泣きそうになってた

「ヴぉーもーす ヴぉーもーーす ヴヴ」

鳴き声が家の前で止まると 一定だった鳴き声が乱れ始める


赤ん坊?みたいな声が玄関から聞こえてきた 親父は無言で猟銃を

玄関に向ける Aさんはお経を唱え嫁は唸ってる

「あけてー あけてー あけてー もうず 」

これをそれはひたすら繰り返していた 性格には あけてーと

楽しそうにしていたように感じる 玄関から離れようとはせず

ノックもして来ない 俺は何故かわからないけど この状態でピザ

注文したら… とかわけわからんこと考えてた

何時の間にか嫁が唸るのを辞めユラユラしてた


もう俺はパニックで震えてた だけど怖くて動けなくて ただ玄関の

方を見てた

「あけてーーー あけてーーー 」

多分それは十分ぐらい続いた 次第に鳴き声聞こえなくなると 

五分後ぐらいには静かになった 嫁は何時の間にか座ったまま寝

ていた

A「どうやら行った様ですね…」 俺「嫁と娘は大丈夫なんですか?」

A「えぇ、恐らくは… でも もうこの土地には帰ってこないように…

それと深い山にも今後は一切入らないように… あれは諦めが

悪いですから…」


帰れなくなりました 俺自身この事に興味が湧きました とは

言っても守る術や情報が欲しかったのです…

結局父親は詳しい事は言ってくれませんでした… ですから直接

Aさんにアポもとらず自宅に乗り込みました


俺「あれはなんなんですか?」 A「言い伝えや呼ばれ方は様々です

一貫してるのは 山に住み動物を喰らうと言う点です… 動物に

取り憑き 山を徘徊します 取り憑かれた動物は次第に腐り

腐りきり前に別の器を探します」


ここから覚えてるだけ書く あれは残虐で決していいものではないが

同時に恵や富をもたらすとも言われている

あれが住む場所はそう言う因果があるのではないかと言っていた

人を攫う事もあり 憑依するか 喰うかはわからない


http://www.genesis-ot.jp/
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投稿者:監督
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