2022/1/31
ITで読んだ怖い話 ガクガク((;OдO))ブルブル
1年前まで 夜に1人で家の近所を散歩する事にハマっていました
夜といっても大体22時か23時頃ですし 街頭もあってチラホラと
人通りもあるので1人で歩いていても全く怖くありませんでした
仕事が早く終わった日夕飯を食べた後 お気に入りの音楽を
聴きながら20分程あてもなく歩く時間が ダイエットや暇潰し
にもなってハマっていました

しかしある夜の事 その日は何だかいつもより 空気がじめっと
していて 月もほんのり赤く色づき少し気味の悪い雰囲気が
漂っていました
しかし見たいTV番組もなく暇だったので いつものように
軽い気持ちで散歩へ出たのです
私のいつも歩くコースの途中には小さな公園があり そこで時々
ジュースを飲んでぼんやりする事もありました

その日も近くの自販機でジュースを買って 公園のベンチに座り
一日を振り返っていたのですが… ベンチの後ろの茂みから
いきなりガサッと音がしたのです
最初は「たまに見かける野良猫かな?」と思っていましたが
ガサガサと茂みをかきわける音と共に小さな声も聞こえます
ブツブツと低い声で
「…み…まえ…み…つ…」
と同じ言葉を繰り返し呟いており その声の合間にベキッベキッと
何か硬い物を折るような鈍い音も聞こえ 怖くなった私は震える
足を無理やり動かして急いで家へ帰りました

家に着いて玄関扉にしっかりとチェーンと鍵をかけ
「あれはきっとおかしな人だったんだ」
と気分転換にお風呂に入ろうとした時に ピンポーンとチャイムが
鳴らされました
その時の時刻は丁度夜中0時前 近くに友人は住んでいないし
こんな時間に訪ねてくる人なんてあまりいないはずです
するとまたあのベキベキと何かが折れる音 そして何かを呟く
声が聞こえてきました
公園のあいつが後をつけてきたんだ! という恐怖心があり
ましたが 一体あの音は何だろうという好奇心が勝って
しまった私は よせばよかったのにそっと覗き穴から外を
伺ってみました

目線の高さにはいない じゃあもっと下? と下に目線を
やった瞬間 本当に後悔しました
そこには物凄く痩せ細った老婆が しゃがみ込んでこちらを
睨んでいたのです
老婆の周りには鳩でしょうか 少し大きめの鳥のような生き物が
数羽散らばっていて 手元にも一羽います
覗き穴からではよく見えませんが 首がおかしな方向に捻じれて
いて 羽根がない物もいて そこまで考えた瞬間 強烈な吐き気が
襲ってきて思わずその場で嘔吐してしまいました

すると物音に気付いたのか 先程まで呟く程度だったあの声が
大きくなり よりはっきり聞こえてきたのです
「見つけた見つけたお前見つけた見つけた
見つけた見つけた見つけた」
いつの間にか気を失っていたようで 連打されるチャイム音と
大家さんの「○○さん居る?大丈夫?」という呼び声で目が
覚めました

ふらふらと立ち上がり 玄関扉を開けると大家さんと 両隣の
住人さんが居て
「扉の前が大変な事になってるよ!」と言うのです
ふと足元に目をやると 羽根をもがれ首が捻じれた鳩が4〜5羽程
散らばっていて あの光景は夢じゃなかったんだと絶望感が
押し寄せました

その後警察に通報して事情聴取等もされましたが 犯人は捕まらず
悪質な悪戯だろうという事になりました
あの夜の老婆を見かけた人はいないようで 両隣の住人も
誰もあの声や音を聞いていないそうです
あの老婆は生きている人間だったのでしょうか それとも…………
http://www.genesis-ot.jp/
6
1年前まで 夜に1人で家の近所を散歩する事にハマっていました
夜といっても大体22時か23時頃ですし 街頭もあってチラホラと
人通りもあるので1人で歩いていても全く怖くありませんでした
仕事が早く終わった日夕飯を食べた後 お気に入りの音楽を
聴きながら20分程あてもなく歩く時間が ダイエットや暇潰し
にもなってハマっていました

しかしある夜の事 その日は何だかいつもより 空気がじめっと
していて 月もほんのり赤く色づき少し気味の悪い雰囲気が
漂っていました
しかし見たいTV番組もなく暇だったので いつものように
軽い気持ちで散歩へ出たのです
私のいつも歩くコースの途中には小さな公園があり そこで時々
ジュースを飲んでぼんやりする事もありました

その日も近くの自販機でジュースを買って 公園のベンチに座り
一日を振り返っていたのですが… ベンチの後ろの茂みから
いきなりガサッと音がしたのです
最初は「たまに見かける野良猫かな?」と思っていましたが
ガサガサと茂みをかきわける音と共に小さな声も聞こえます
ブツブツと低い声で
「…み…まえ…み…つ…」
と同じ言葉を繰り返し呟いており その声の合間にベキッベキッと
何か硬い物を折るような鈍い音も聞こえ 怖くなった私は震える
足を無理やり動かして急いで家へ帰りました

家に着いて玄関扉にしっかりとチェーンと鍵をかけ
「あれはきっとおかしな人だったんだ」
と気分転換にお風呂に入ろうとした時に ピンポーンとチャイムが
鳴らされました
その時の時刻は丁度夜中0時前 近くに友人は住んでいないし
こんな時間に訪ねてくる人なんてあまりいないはずです
するとまたあのベキベキと何かが折れる音 そして何かを呟く
声が聞こえてきました
公園のあいつが後をつけてきたんだ! という恐怖心があり
ましたが 一体あの音は何だろうという好奇心が勝って
しまった私は よせばよかったのにそっと覗き穴から外を
伺ってみました

目線の高さにはいない じゃあもっと下? と下に目線を
やった瞬間 本当に後悔しました
そこには物凄く痩せ細った老婆が しゃがみ込んでこちらを
睨んでいたのです
老婆の周りには鳩でしょうか 少し大きめの鳥のような生き物が
数羽散らばっていて 手元にも一羽います
覗き穴からではよく見えませんが 首がおかしな方向に捻じれて
いて 羽根がない物もいて そこまで考えた瞬間 強烈な吐き気が
襲ってきて思わずその場で嘔吐してしまいました

すると物音に気付いたのか 先程まで呟く程度だったあの声が
大きくなり よりはっきり聞こえてきたのです
「見つけた見つけたお前見つけた見つけた
見つけた見つけた見つけた」
いつの間にか気を失っていたようで 連打されるチャイム音と
大家さんの「○○さん居る?大丈夫?」という呼び声で目が
覚めました

ふらふらと立ち上がり 玄関扉を開けると大家さんと 両隣の
住人さんが居て
「扉の前が大変な事になってるよ!」と言うのです
ふと足元に目をやると 羽根をもがれ首が捻じれた鳩が4〜5羽程
散らばっていて あの光景は夢じゃなかったんだと絶望感が
押し寄せました

その後警察に通報して事情聴取等もされましたが 犯人は捕まらず
悪質な悪戯だろうという事になりました
あの夜の老婆を見かけた人はいないようで 両隣の住人も
誰もあの声や音を聞いていないそうです
あの老婆は生きている人間だったのでしょうか それとも…………
http://www.genesis-ot.jp/

投稿者:監督