12月18日は、平賀源内の命日。
例年であれば、直近の週末には志度(香川県さぬき市)の自性院常楽寺で法要が催される。
ご縁があって、1996年から昨年まで24年間、法要には毎年参加させていただいてきた。
体調的にずいぶん苦しい時期もあったが、毎年12月のこの法要だけは、欠かさずに通い続けることができた。
それもこれも、行き帰りをサポートしてくれる人が毎年おり、現地であたたかく迎えてくださる方々がいてのことである。
そのことで、体調には極力注意を払うようになり、いわば再生のきっかけを作っていただいたものと感謝している。
いつしか、法要への参加を無事済まさなければ年を越せないと思うようになった。
今年は242回忌法要。しかし、コロナ禍の社会状況下での開催は難しいというご連絡をいただいた。
大変残念であるが、それは当然の措置であろう。むしろ、開催されるのであれば、大阪からの参加は気が引ける。
25年目にして訪れた「1回休み」。
あたかもこの日に合わせたかのように「文化サロン源内」の最新号(23号)が届き、大阪から源内へと思いを馳せている。