今日は、嫁の種々雑記です。

人参菜飯、かぶの葉の浅漬け、粕汁、サバの生姜煮、厚揚げのステーキ、キュウリのぬか漬け
最近どんな野菜も、スーパーで年中手に入ります。そして色形がそろって綺麗!
でも、その野菜達が本当に安全で美味しいものでしょうか。
見た目だけで選ぶのではなく、実際に食べて感じてほしいと思います。
夏に、うちの野菜を食べたお客様が、「久しぶりにピーマンの味のするピーマンを食べた。」とおっしゃいました。それは、なすでも、人参でも同じ事を言われました。
この言葉は本当に嬉しく思いました。
その反面、スーパーなどに並ぶ野菜の現状を深く考えさせられ、悲しくもなりました。
大量生産のため、化学肥料や農薬を使って成長させた野菜には、甘みが足りなかったり、苦味が出たりします。
頑張らなくても人間から栄養をどんどんもらえます。薬をまいてもらえるので、害虫もいません。
そうすると、無理に成長させられるからでしょうか、
味に力もなく、ぼやけ、雑味が出てきます。
有機・無農薬で育てられた野菜は、とても力強い野菜本来の味がします。
成長はゆっくりゆっくりですが、野菜自身が一生懸命根を伸ばして養分や水分を探し、頑張って葉を伸ばして陽を求め、必死に生きようと努力をするからだと思います。
旬のものを食べるのには意味があります。
春野菜は、冬場溜まった体の毒素を流し、夏野菜は体を冷やしてくれます。秋野菜にはビタミン、ミネラルが豊富で疲労を回復させ、寒い冬に備えます。冬野菜は体を温めてくれます。
自然の流れに逆らわず、季節のものをありがたく頂く。
これが一番美味しくて、体にも優しいのだと思います。
裸足んぼ畑では、不耕起の畝で栽培したり、定植後の水やりは天に任せております。
良い生態系が出来るのを待つため虫の駆除もほとんどしません。
野菜と自然の力を信じ、ゆっくりと成長を見守ります。
裸足んぼ畑の野菜は、虫食いもあります。形も不揃いです。
でも、生命力溢れる味を、是非食べて感じてほしいと思います。