いよいよ終わりとなってきた白葱の収穫風景です。
去年この畑をお借りした時、ごろごろの固い土だった畑も、一年草を生やしたことで明らかな違いがわかるようになってきました。良い土であるとはまだまだ言えませんが、いい方向に向かっているという実感はあります。
ただし、この様に地肌を剥き出しにしていては駄目ですね。畝間を歩いていると去年から草を刈り倒し続けた畝間の土が大変良い状態になっているのに、それらは大雨が降ると水路に流れ落ちて行ってしまいます。同様に畝の上にある微生物たちのお陰でできた団粒構造の良い土も、雨で流れ落ちてしまいます。
良い土をどんどん溜めていくようにしないと。
こちらは、大根が植わっている写真です。畝の表面や大根の周りがイネ科の草の根にびっしり覆われています。大根がこの根の中で育っていると言ってもいいぐらいです。
長所短所入り混じりますが、少なくともこの方法は、土の流失を防いでいるのは確かなようで、今後の竹内農園の野菜作りの方向性を教えてくれているような気がします。