ここのところ、どうもうまく仕事が進まない
悪天候が続いたこともあるのだが
かといって、予約頂いて1ヶ月以上待っているお客様に
さらに延ばしてくださいというのも不誠実と思い
ちょっとがんばってしまいました。
「無理は出来るうちにしておけ!」がモットーですが
最近は年とともに無理が利かなくなっている始末
気だけは若いつもりなのですが......残念!
そんななか
スターターワンウエイの空回りの修理でエンジンを降ろす作業をしていて
オイルフィルターを外すと妙な状態
ん!なんやバネが利いておらん感覚!!

え゛っ!スプリングシートが居ないのは良くありがちですが
スプリング自体が入っていません!!
スプリングでフィルターをケース側に押し当てて、適正な位置にホールドさせているのですが
スプリングが無くてフィルターが変なところに有れば、万一オイルがフィルターを通さず異物ごとメインジャーナルに流れ込みます。
こんな高いオイルを入れて、いろんな補機類をつけてエンジンに気を使っていても
肝心な部分がこれじゃぁ........「残念〜っ!」
本来はフィルターを外すとこうなっています。
例えば、大型用品店で作業を行う場合
依頼する側が
「フィルター交換時、ワッシャーを捨てないでね」
の一言を言うだけでも捨てられてしまうことは防げます。
ちょっとした気遣いも大事ですね