天気の良い週末は千客万来
ありがとうございます。
しかし、夕方には天候が変わり夕立が降ることも少なくないのでご注意ください。
先週末も大忙し
出先でオイルを噴いてしまったという
お客様のCB400F
Lカバー内部からオイルが流れています。
フェンダーの裏側にも付着していますから
タイヤにも付いていたということ
危なかったですね〜
Lカバーを外すと…

オイルまみれ
諸悪の根源は…

チェンジシール抜けてしまっています。
発熱量の大きいエンジンゆえに
ゴム製品の寿命は消して長くなく
新品交換しても1万km程度で漏れ始まることも少なくない
(ヘッドカバー周りしかりですね)
特に厚みも薄く、ゴムが硬化して抜けやすくなりますから
定期的な交換または対策が必要です。
患部周辺を洗浄し
オイルシールを外して…
(オイルが抜けてるので出てきませんが、通常はオイルレベルの下側ですから
不用意に外すとオイルがドバッと出てきます。
オイル交換のときなどに一緒に作業すると良いでしょう)
新しいオイルシールに交換
専用の道具で押し込みます。

マイナスドライバーなんぞでやると傷を入れて二次災害の原因になります。
ご注意ください。

挿入〜!
ここで
転ばぬ先の杖登場
アゲインさん謹製の「シフトシャフトオイルシールホルダー」

すっぽ抜けることを防止してくれます。
装着!

¥6300と良いお値段しますが
削りだしでベアリング入り!
それよりも出先でオイルぶちまけて立ち往生するよりよいですよね〜
オーナーさん
(ヨンフォアでキャンプに行っちゃうキャンプマニアの有名人)
作業後も店頭に留まり
夕方雲行きがおかしくなるまで
来店したさまざまなフォアを見学し
話をして
お腹一杯で帰られました。