今日は2ヵ月に1回の某ミーティングの日
CB400Fで行くのもベタなので他の車両で行くようにしている
専用車両のCB50はタンクに穴が開き修理待ち
昨日代車が返ってきたばかりで店のほうにあるのでそれで行くつもりでいた
当店の代車はCB125T

高速は乗れないが維持費が安いのでチョイス
10時に現地着を見越して9時過ぎに暖機を始める
「ん!」調子悪いな
マフラーを触ると#1に火が入っていない
スパークテスターで火が出るか確認

飛んで無いよぅ
だったらCB400Fで行けば簡単だが
代車は直しておかねばならない
行くのは諦めて代車の修理に時間を使おう
この車両は2気筒でも180度クランクのためコイルは2個付いている
(ホークは360度クランクなのでコイルは1個)
コイルに付く配線を入れ替える

スパークしていた#2用の配線に交換
スパークすればCDIユニット、または#1コイル〜ユニット間の配線の不良
スパークしなければ#1IGコイルの不良
セルを回すとスパークしている
ってことはCDIユニットか配線のトラブル
ここでCDIユニットを交換して
スパークすればCDIユニットの不良
スパークしなければ#1コイル〜ユニット間の配線の断線
交換するCDIユニットは?
実はあるんです
すでにいたるところ廃盤になってるこの車両
不安なので実働部品取り車を買って持っていました

買って半年以上屋外カバー掛けで放ったらかし
いい機会なので主だった電気部品を外して倉庫にしまいましょう
店に戻ってきて
CDIユニットを交換すると

ちゃんとスパークするようになりました。
ポイント点火の車両はいたってシンプルなのでトラブルシューティングも楽なのですが
トランジスタ点火だのCDI点火の場合スペアのユニットやピックアップがないと大変
当店でもCB400F用ではダイナやウオタニのテスト用のパーツはストックしています。
あてずっぽうに交換していって結果膨大な請求できませんからね
ひょっとして調子悪いまま代車で貸してしまったのではないかと不安です
あとで確認しよ
今、旧車ブームでインターネットオークションなどで簡単に車両が買える
しかし、補修部品のことを考えて買わないと後で悲惨な目に遭う
先日も友人のショップでお客様が某オークションでVT250FCを買ってきて整備を頼まれた
エアクリーナーが真っ黒だがメーカー廃盤、社外品無し
今の時代は消耗品が廃盤なのは普通ですから
それを見越して
しばらくメンテナンス不要の仕上がった車両や補修部品に困らない車両を買うべきだろう