クラッチのメンテナンスをおこなおうとしてクラッチセンターが回ってしまうのを固定するのに安易にスプリングがセットされる柱をドライバーなどで引っ掛けて回そうとして根元から折ってしまうなんてことはよくある話ですね。
かといって純正の専用工具は意外とお高いし、
そんなことも有り
各種、専用工具(SST)を以前から目論んでいたのですが
今回、クラッチホルダーを製作しました。
CBX400Fあたりではマニュアルを見ると

エンジンが降りていればスプロケットに専用工具を掛けてロックさせられますが、
車体に載っている状態(車上整備)の場合、ギアを入れてリアブレーキを掛けて作業とありますが
どう考えても1人では出来ませんね、誰かに車体を支えてリアブレーキを踏んでいてもらわないといけません
整備工場で他の人間に手伝ってもらえることが前提なのですね
そこで製作したのがこれ!

まだ、プロトタイプなので市販時には多少変更が出るかもしれません
使い方はこの通り
CB400F

付属のソケットボルトでクラッチセンターと締結

ロックナットレンチを使い緩める〜締める際は規定トルクで締め、ロックワッシャーの爪と合う位置まで隙間から覗いて調整。
CBX400F

こちらも同様にクラッチセンターと締結

24mmのソケットで緩める〜規定トルクで締める
ソケットボルト4本は作業後に無くさないように
ハンドルに開けた4箇所のねじ穴にセットして保管できます。
今週中に図面の手直しし発注、週末までにデリバリー出来ればと考えています。
価格もそのときに発表いたします。
次にCB400F/350Fのオイルパスキャップの六角部の山のつぶれで困ることは無いですか?

この程度潰れただけでも通常のソケットではグリップしてくれません

このソケットは山の先端ではなく側壁に力を掛けるもの
先ほどのオイルパスキャップもこれなら楽に外せます。
グリップソケット#14 ¥1155-
差し込み角は1/2です。
オーバーサイズのピストンを常に在庫するようになりました。(今まではすべてお取り寄せでした。)
CB400F(408/398共用、408用の設定の為398では若干ハイトが低くなります。理論上わずかですが圧縮が落ちます。)
0.25mmと0.50mmを標準在庫しています。

製品はもちろん国産でピストンリングも理研製(純正品も同じメーカー)
NetShopにはすでにUP済みです。
また、0.75、1.00mmオーバーや398専用オーバーサイズピストン(0.5、1.0,1.5,2.0オーバー)、CBX400Fオーバーサイズピストン(0.5,1.0オーバー)
もこれまで同様お取り寄せできます。