BBSにこのような質問を頂きました。
「パソコンの電源を入れるのもshiohouse様のブログ&BBSを拝見するためのようなものです。更新や書き込みがあるのがとても楽しみです。
リアタイヤを外したついでにスイングアーム清掃・整備を行ったところ、パーツリストではリアフォークダストシールキャップとスイングアームの間にリアフォークピボットブッシュが取り付くようになっているのですが、私の愛機には不在でした。
早速キャップとブッシュを購入したのですが、ブッシュを挿入できずにいます。リアフォークセンターカラーはスイングアームの巾と同一でカラーの内径はシャフトがピッタリ収まる位です。
リアフォークピボットブッシュの納まりはどのようになるのか教えて頂ければ光栄です。」
スイングアームとピボットブッシュの境目(矢印)

大雑把に絵にしてみると...

ピボットブッシュが入った状態でセンターカラーはわずかに長く
車体に組んだときにスイングアームが自由に動かなければいけません
スイングアームピボットブッシュの交換する場合
当店では頻繁に行うので専用のリムーバー(SST)を製作して簡単に作業できるようにしていますが、
一度替えるとしばらく必要の無い皆さんには高価なSSTは勿体ないでしょうから
金ノコの歯を使って割りを入れるか、配線ドライバーや千枚通しみたいなもので破壊して除去すると良いでしょう
がしかし問題は挿入です。
スイングアームのピボットブッシュはベークライトのようなもので出来ておりとてももろいものです。
叩いて入れようものならフランジ部分を欠けさせてしまう場合が多いため
油圧プレスを使用してまっすぐに挿入します。
油圧プレスが無いなら無理に作業せずに持っているショップなどで作業してもらうことをお勧めいたします。
センターカラー自体段付磨耗しているとガタは消えません、コンディションが悪い場合は空も交換をお勧めいたします。