ようこそ、お入りを・・・。

 

4月曙会懸釜のお知らせ  お知らせ
日頃は
”ブログ一期一会”をご覧いただきまして
まことにありがとうございます。

さて
来る4月7日の日曜日

大阪淀屋橋の鶴屋八幡本店茶室にて
曙会懸釜を担当させていただきます。

折しも桜花爛漫の好季
各地で盛大にお釜が懸けられることと
思いますが

もしもお時間が許すようでしたら
鶴屋さんにも足をお運びいただきまして
お目もじかないましたら
幸いにございます。


万事拙いことと存じますが
社中と力を合わせて
精一杯務めさせていただきますので

何卒ご来駕下さいますよう
心よりお待ち申し上げます。


      原田智子 拝


【日時】平成31年4月7日(日)

   午前9時30分〜午後2時30分

【場所】鶴屋八幡大阪本店 二階茶室
06-6203-7281 

地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅10号出口   
『オドナ』ビル エスカレーターで1階出口に上がり右へ

【会費】お一人様 1,500円申し受けます。
18

2019/3/14

3月稽古場 3  稽古

クリックすると元のサイズで表示します
「心外無別法」
二月堂瓦拓本
東大寺長老寛秀師

今日は
季節が逆戻りしたかのような
空気が肌に冷たく感じられる一日でした

お水取りが終わるまでは
春がやって来ないと言いますけれど

今日14日は
修二会の本行が終わります


本格的な春の訪れも
あともう少しでしょう

藪椿の花を一輪
入れました


クリックすると元のサイズで表示します
旅箪笥  薄茶点前

千利休が
豊臣秀吉の小田原の陣に従った際
考案したといわれているのが
この旅箪笥ですが

「箪笥」と言うと
普通は
引き出しがある収納家具を思い浮かべます


そもそも「箪笥」って何だろう?と
思って検索してみました

府中家具木工資料館
というサイトによりますと

衣類を収納する「箪笥」 が登場したのは
今から約330年ほど昔

江戸時代の寛文年間 (1661〜1673)に
大坂で造られたのが最初とされているそうです

ということは
利休の時代にあった
「旅箪笥」とは?

と不思議に思いましたら
続けて次のようなことも書いてありました


「箪」「笥」は中国語でそれぞれ独立した言葉で
竹製の箱や食器を意味しているそうで

この漢字が用いられる以前の
安土桃山時代には
タンスは 「担子」 と書かれ

茶道具や武器などを入れて
持ち運ぶことが出来る箱を
指していたのだそうです

担子は中国からきた言葉で
"danzi"と発音し
天秤棒の両端にかけた荷物
という意味なのだそうです


このように 「タンス」とは
もともとは持ち運び可能な小型の箱を
指していたというのが真相で

後に大型化し
引き出しが付いた収納家具となり
その過程で「箪笥」という文字に
すり変わったようです

ということは
利休が持っていったのは
「旅箪笥」ならぬ

「旅担子」だった

というのが正しいのかもしれませんね


クリックすると元のサイズで表示します
主菓子  早わらび  鼓月製


クリックすると元のサイズで表示します
干菓子  桜のふきよせ  中川政七商店


6

2019/3/8

大寄せ茶会の功罪 その2  つれづれ
お手数ですがこの記事は
「大寄せ茶会の功罪 その1」 を
ご覧になってから
お読みくださいますようお願いいたします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

何事も万事表裏一体で

大寄せ茶会も見る角度をかえれば
長所が短所に
またその逆もありですが

思い浮かぶままに
大寄せ茶会の功罪について
綴ってみたいと思います



【1】大寄せ茶会の長所〜客の立場から


・普段入れないような特別な場所にある茶室に入ることができる   

・通常見ることのできないような貴重な道具を拝見できる

・直接面識が無くても家元や宗匠のような方のお席に入ることができる

・大勢のお茶愛好家の方との出会いがあり社交の場として楽しめる

・茶道経験の浅い人でも気軽に参加してお茶の雰囲気を楽しみ作法の勉強ができる

・正客と亭主のやりとりを聞いて多くを学ぶことができる

・安価な金額で参加できるものが多い


【2】大寄せ茶会の短所〜客の立場から

・待ち時間が長い

・主体的にほとんど何もしなくても茶会が進む(連客の場合)

・正客の座を譲り合ってなかなか決まらない

・正客に座った人により席の雰囲気が良くも悪くも変わる

・点前の見える席などを目指して我先に席に向かうような人もいる

・気楽さから席中で写真をとるような人もいる(お席によって許されている場合もありますが)

・点て出しのお茶がぬるかったりダマができていたりすることがある

・貴重な道具であればあるほど飾ってあるだけで茶席では使われない



【3】大寄せ茶会の長所〜席主・水屋の立場から

・大勢の方をおもてなしする緊張感と高揚感がある

・普段の稽古では学べないような臨機応変の生きた勉強ができる

・日頃の稽古の成果を披露できる

・沢山のお客様を一度に招くことができる

・社中あるいは共に立ち働いた人達との連帯感が生まれる

・大きなことをやり終えたという達成感を得ることができる



【4】大寄せ茶会の短所〜席主・水屋の立場から

・短時間で終わりすぐ次の席が始まるので深いものにはなりにくい

・水屋で顔の見えない客へお茶を点てるためおもてなしの心が欠如しがち

・時間に追われるために水屋仕事が雑になりやすい

・逆に丁寧にやり過ぎた場合客をまたせてしまう




以上
「大寄せ茶会」の長所と短所について
思いつくままに書いてみました

言うまでもないことですが
短所について書かせていただいたことは
すべての大寄せ茶会にあてはまるわけではないことを
申し添えておきます

ともあれ現代において
「大寄せ茶会」は
これからの茶道の発展に欠かすことのできない
大きな役割を担っていることは間違いないでしょう


その功罪をともに認めた上で
客となれば客を
亭主となれば亭主を
自分なりに楽しんで参りたいと思います

と言いつつも
還暦を過ぎて
私がこれからより深めてゆきたい道は
少人数の心と心の通う
味の濃い茶の湯の世界であります

そして
大寄せ茶会では
やむを得ず略する所はあっても
心だけは
お茶亊の時と変わらず
お一人お一人を大切におもてなしできるよう
精一杯努力して参りたいと思います


勢いにまかせて
稚拙な私見を長々書いてしまいました

最後までお読み下さいましたこと
感謝いたします
ありがとうございました m(--)m

 
25

2019/3/8

大寄せ茶会の功罪 その1  つれづれ
曙会での懸釜が
ひと月後にせまり
いよいよ緊張が増して参りました

社中の皆さんも
3年ほど前の懸釜のことを
思い出しながら

また今回初めてお手伝いに加わる方も
当日の役割を意識しつつ

日々お稽古に励んで下さっています


そんなお弟子さん達との会話の中で
「大寄せ茶会」について
あらためて考えることが多くなり
今一度
いわゆる「大寄せ」について
私見をまとめてみたくなりました


ご存じのように
茶の湯の正式なもてなしとは

数人までの客を招いて
約四時間にわたって催す
『茶事』のことをさします

また茶事を簡略化して
数人から十数人の方を招く
「茶会」を開くやり方は
工夫すれば色々あると思います


それら比較的少人数のお茶会に対し
『大寄せ茶会』とは

数十人から時には数千人にも及ぶ
大人数を対象にしたお茶会のあり方と
考えてよいのではないかと思います


このようなお茶会では
席主が招待した客だけではなく
席主とは面識のない参加希望者が
集うことになります


そして
正客と次客くらいまでは
席中のお点前で点てられたお茶を
いただきますが

残りの客は皆
「点て出し」のお茶をいただくことになります


秀吉の催した北野の大茶会は
大寄せ茶会の始まりともいえますが

それ以降このような形式の
「大寄せ茶会」は
近年までなかったのではないでしょうか

歴史を紐解くと

明治13年(1880)に
北野神社で初めての「献茶」が行われました


続いて
明治19年(1886)に北野大茶の湯三百記念の献茶

明治23年(1890)に利休三百年忌茶会

明治31年(1898)に豊太閤三百年祭

といった大きなお茶会が催されたそうです

一方

明治29年(1896)には大師会

大正4年(1915)には光悦会

といった数寄者を中心にした
大きなお茶会が発足しています


そして昭和11年(1936)の

北野大茶の湯
利休三百五十年忌

を経て

昭和15年(1940)の
利休三百五十年法要茶会では

大徳寺山内七カ所に茶席が用意され
五千人以上の参加客で賑わったのだそうです

(参考:「よくわかる茶道の歴史」淡交社)



「茶の湯」

とは似て非なる

「大寄せ茶会」


その功罪について

私なりに考えてみたいと思います


賛否両論あることかとは思いますが
ご興味のある方は
一緒にお考えいただけたら幸いです


「大寄せ茶会の功罪 その2」に続く
10

2019/3/7

3月稽古場 2  稽古

クリックすると元のサイズで表示します
「桃花千歳春」
前大徳文雅師

クリックすると元のサイズで表示します
稽古場の玄関前に
クリスマスローズの花が
うつむき加減に咲いています


「茶花に使いたいような気がするけど
名前がねえ・・・」と

申しましたら

朝早く来られたお弟子さんが

和名では「寒芍薬」と呼ばれていると
教えて下さいましたので

竹の置き花入に
利休梅の一枝に添えて
入れてみました

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
旅箪笥  薄茶点前



クリックすると元のサイズで表示します
主菓子 都の春  鼓月製


7


AutoPage最新お知らせ