ようこそ、お入りを・・・。

2019/11/9

松花堂美術館  美術館・お茶室

八幡市にある
松花堂庭園内には
松花堂昭乗が隠居所として建てた
草庵「松花堂」が移築されていますが

その他に
「松隠」「梅隠」「竹隠」という
三つのお茶室があります

いずれも昨年の地震により被害を受けて
しばらく利用できませんでしたが
ようやく三棟の復旧工事が終わったようです

現在松花堂美術館では
特別展「茶室のアイデア」
中村昌生と『庭屋一如』(12月8日)が開催されています

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そして今日は
『茶室の位置づけ』と題した
講演会が行われ

講演会後に
「松隠」「梅隠」の見学会が
行われました


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講師は
桐浴邦夫(きりさこくにお)先生でした

予想していた以上に
沢山の方が来られていて
時間ぎりぎりに行った私は
一番後ろの席しか空いていませんでした

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お話は

1 自然と建築
2 平等の空間
3 もてなしの空間
4 市中の山居

といった流れで進められました




日本人は
恵みでもあり時には災いにもなる
「自然」というものに
人智の及ばない神・仏を意識し

そういった自然の下では
人のすることなど知れていて

大自然の前では
人間は平等であることを知っていた


「市中の山居」において
庭木や室内の丸太や土壁は
自然を感じさせる象徴であり
それは
ある意味人工的な”自然”だが
それは抽象的な自然であり
「心の中の自然」がそこにはある


ジョアン・ロドリゲス(1559〜1629)の
『日本教会史』より↓

「都市にあるこれらの狭い小家では互いに
茶を招待し合い
そうすることによって
この都市がその周辺に欠いていた
爽やかな隠遁の場所の補いをしていた

むしろある点では
彼らにはこの様式が
純粋な隠遁よりもまさると考えていた」


こんなお話が
印象に残りました



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松隠


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梅隠

今日は
室内の撮影は禁止されていました


下の写真は
2014年5月に茶室を借りて
お茶事をした時のものです

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建てられてから40年ほどですが
経年による侘びた風情がありました


この時の印象がとても心に残っていたので
綺麗に壁が塗られた
今日拝見した真新しい室内を見たら
何となく残念な気持ちになってしまいました


でもまた年月がたてば
5年前に見たような独特の風合いが
出てくるのでしょう



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竹隠

竹隠は
実は昨年
お借りする予約をしていたのですが
地震により使えなくなってしまったという
連絡をいただいたお茶室です

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突き上げ窓が
高く開けられていました





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