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2020/10/23

台天目のこと  つれづれ

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表千家の免状には
「習事」「飾物」「茶通箱」「唐物」「台天目」「盆点」があり
その修業課程に応じて
それぞれの師匠を通じて相伝が授与されます

今日はその中の「台天目」について
私の個人的なお話をさせていただきます

とはいっても
もちろん点前の内容について
触れることはできません


相伝物は現代の情報化時代にあっても
全てがオープンにはなっておらず
師匠から弟子へと
直伝されるべき性質のものなのです


私が初めて台天目の相伝を受けたのは
今から40年ほど前の1981年(昭和56年)のことでした

当時習っていた名古屋八事の先生に
相伝の茶事をしていただいたのは
とても暑い日だったことを覚えています

その後まもなくして
私は出産を機にお茶の世界から離れました

長いブランクの後
再び茶の道を歩き始めてから
何人かの先生とご縁をいただき
台天目のお稽古をつけていただく機会は
何度かありました


お陰様で
点前の流れだけはだんだんわかってきたのですが
細かい所作については
自信のないところが何カ所かありました


しかし
一昨日のこと
ようやくその疑問が解決する時が訪れました


今師事している師匠には
ちょうど11年前の10月からご指導を受けています


これまでにもちろん
何度も台天目のお稽古は見学させていただいたのですが
やはり細かい点が
見ているだけではよくわかりませんでした


しかし人数の関係で
一年の内で点前をさせていただける機会は多くて3回

しかも自分がお点前をする月に
必ずしも台天目の稽古があるわけではありません

実は昨年の9月に入門10年目にして
待望の台天目をさせていただくチャンスが訪れたのですが
その日は何と当日になって急に
稽古内容が変更になってしまいました

もう私が台天目の点前をご指導していただく日は
来ないのかな。。。と
諦めていました


ところが
一昨日は当番月で
一度に唐物と台天目と盆点のお稽古があり

11年越しの念願叶って
ようやく台天目を直接ご指導いただくことができました


感激のあまり
普段何気なくできているようなことが
すっかりとんでしまって
頭が真っ白になってしまいましたが

点前が進むにつれ
少しずつ落ち着いてきて
疑問に思っていたことを
しっかり教えていただくことができました


帰りの新幹線の中で
ご指導いただいたことを
一つひとつ思い出してノートしましたが
まだ忘れていることがあるような気がして

今日は稽古場へ行って道具を出して
復習をしてみました


これからは
点前に迷いなく心をいれ
より深い世界へと
歩を進めることができそうな気がします


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