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2012/11/29

「茶道の哲学」【茶道文化の性格】より  座右の書
茶道文化の7つの性格

@不均斉

茶道具おいて
均斉のとれないところにある
味わい 面白味


不均斉は
言い換えれば「数奇」であり
「奇」は「奇数」とも解釈され
割り切れない半端である


不均斉とは
完全を通り越したところからの
完全の否定 完全を崩すことである


A簡素

くどくどしくない 単純 さっぱりしている  素朴

枯淡 寂び  清楚 軽み

稚拙さ  ごつごつした  おどおどした


B枯高

なまなましくない  たける   ふける

時代を経た 年功を経たもの

さび  渋み  気高さ 男性的


C自然(じねん)

無心  わざとらしくない  素直 作意がない


D幽玄

奥ゆかしさ  余情

落ち着きのあるしっとりとした陰翳のある暗さ

重々しさ


E脱俗

単に世間を離れるということではなく
心を清めてそれからまた
世間に出てはたらくのでなければならない


規矩準縄に拘わらぬところ


F静寂

落ち着き 静かさ 内に向けられた精神

静かさが動いているという感を与えるような
「静中の動」が大切




以上7つの性格全てが備わっていなければ
茶道文化とはいえない


「無」がひとの内に生きてきたときに
人は茶人となる

茶道によって人間の道を行ずるのであって
単なる趣味や道楽ならやめておいた方がよい

以上
「茶道の哲学」久松真一(講談社学術文庫)
P55〜P65からの抜粋です

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