2010/8/1
炉の灰を染める 裏仕事
今日は 炉の灰を茶汁で染める作業をしました
@ 炉と風炉の尉と底
(尉は 炭火が燃えて灰になったもの
底は 燃えかすと共にすくいとった灰)
火消し壺の中の燃えかす

A @をふるいでふるったもの
目の粗いものと細かいものを使って3回ふるいました
私は この時 必ずマスクをかけます

B Aにぬるま湯を入れて あくをぬきます

C Bを数回繰り返して 上澄みが澄んできたら
水を捨てます

D 4月に炉からあげておいた灰

E お稽古の後などに 少しずつためていた古いお茶
お湯をいれ茶筅で点てて 灰を染めるのに使います

F 古くなった煎茶を煮出して CDの灰にかけてこねます

G 壁土くらいの固さにして ポリバケツに保管します

以上のやり方は
今まで習った先生方に口頭で教えていただいたことや
表千家北山会館で行われた講習会でお聞きしたこと
「灰形と灰の作り方(表千家流)」(世界文化社)に
載っている内容を参考にしています
