2014年5月16日(金曜日)
集団的自衛権・美味しんぼの鼻血等々重要な問題の顕在化していますが、まあ、なるようにしかならないので、楽しい思い出の旅行について記録しておきます。4月上旬にイタリアのトリノ・ジェノバ・チンクエテッレの手作り旅行の案内になればということもあり備忘録として記憶と感想を書いておきます。
1年ぶりのイタリア、言語感覚が鈍麻しているのがわかります。忘れないようにもっと旅行回数を増やさなきゃ、って思うこのごろです。
3月31日(月曜日)
夕方 ローマ着。中継のフランクフルトではヨーロッパのシェンゲン協定による入国審査と、ローマ便への乗り継ぎの手荷物チェックが厳重に行われました。
シェンゲン協定では加盟国(イタリア)に入国するための乗り継ぎ地(ドイツ・フランクフルト)で入国審査を受け、目的地ローマへは国内線扱いとなるためにイタリアでの入国審査はありません。同様に出国ではフランクフルトで出国手続きをするためにイタリアでの手続きはありません。
イタリア直行便のアリタリアではこれが回避できるのでありがたいのですが、成田・関空からしか直行便はありませんので、重い手荷物を持って日本で移動するか、手荷物を預けて海外で乗り換えをするかといえば、どうしても手軽な乗り換えを優先します。
ローマ・フューミチーノ着後、バスでテルミニへ移動。鉄道は14ユーロ、バスは5〜8ユーロと値段に差がありますが、時間の制約がないのでバスでテルミニへ移動。その後駅構内のスーパーで野菜やワインを購入してホテルにチェックイン。
フルーツ味のビールとワインを飲み、フェンネル・ルッコラのサラダ、生ハム、パルミッジャーノを食べて初日のローマが終わりました。
午前7時に自宅を出てからローマ・ホテル着が午後8時、時差が8時間。20時間を移動に使ったことになります。飛行機だけでは16時間拘束されます。
4月1日(火曜日)
いよいよローマ。テルミニ駅で翌日のトリノ行き切符を購入。わずかしか並んでいないので番号札を取り待つこと15分、その間に自動販売機を試しましたがクレジットカード挿入のところで動かなくなります。やがて番号が表示されたので窓口で切符を購入しました。
ITALO(フェラーリ系の鉄道会社がフェラーリの列車を運行している)に乗車したかったのですが、購入時にはトリノ行きで利用できるとは気づきませんでした。次回の移動には必ず乗りたいと思っています。
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&site=imghp&tbm=isch&source=hp&biw=1536&bih=721&q=italo&oq=italo&gs_l=img.1.0.0l6j0i24l3j0i5i4.2271.3234.0.5501.5.5.0.0.0.0.99.401.5.5.0....0...1ac.1.40.img..0.5.396.nBu-8AtKleA
http://www.italotreno.it/IT/Pagine/default.aspx
さて、長女からお土産に買ってきてというSUPERUGA(スペルガ)という靴屋さんをバチカンの近くで探すも見つからず、やむをえず断念。サンピエトロ広場に行けば寺院に入るための今までに見たことのないほどの長〜い人の列。バチカンの本屋さんで書籍等をいくつか購入。
その後ホテルでSUPERUGA販売店を検索(ガラケーなので)。スペイン広場に出かけお店を探したもののサンプル画像の商品は古いモデルで現在は取り扱いしていないとのこと、何も買わずに、近くのベルテッキという文房具・画材屋さんに立ち寄りました。
http://www.vertecchi.com/index.php?lang=en
ローマ・オスティエンセにあるEATARY(イータリー)という食材専門店を訪れ初めて買い物をしました。東京・代官山にも店があるようです。
http://www.eataly.com/locations-and-hours-eataly-around-the-world
イタリアのワイン・バルサミコ・お菓子・パスタ・チーズ・肉・野菜などの食材の他、食関連の本・雑貨・家具などの品揃えがある食の専門店です。日本のスーパーによくあるイートインではなく、本格的な料理を提供する飲食店がたくさんあるところに特長があります。チーズ・ステーキ・魚・野菜の各専門店等のカテゴライズされた専門店の他に、これらの店から料理を取り寄せてビールが飲める店、バールなどとにかくたくさんの飲食店があります。
ここには日本の商業地の飲食店が考えるべき方向性があると思いました。キーワードは本格的な料理と手軽さと安さ、です。高くてあまり美味しくない日本のイタリア料理店は見習うように!
チーズ屋さんの大きなモッツァレッラを注文してビール専門店でしばし休憩、お腹いっぱいになりました。遅い昼食です。
夜には郊外のレストランを予約したのですが、お腹いっぱいなのと疲れでキャンセル。爆睡しました。
4月2日(水曜日)
ホテルにスーツケースを預け朝9時前、ローマテルミニ発トリノ行きトレニタリア(TRENITALIA)のフレッチャロッサ(赤い矢)に乗車するために早めに駅に着きました。まだ列車はいません。何番のプラットフォームに到着するのかも表示がありません。ようやく列車が到着したときには出発10分前、プラットホームを急ぎ足で歩きようやく座席に座ることができました。
そして、お昼前にトリノ着。
まずは予約したホテル探しです。昨年のボローニャでは駅から徒歩10分くらいと考えて予約したのですが、予想外に遠く失敗しているので駅前に予約を入れたのですが、意外に見つかりません。しかも人の気配が少ないのです。駐禁の警察官に住所を示して尋ねるともう一本南側の通りだといいます。
ローマで駐禁の取締など見たことがありませんので、ちょっと意外でした。
続く

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