温暖化の元凶CO2、この考えで世界は進んでいます。わたしは関係はあるが全部の原因がCO2にあるとは思いません。たとえば地球のバイオリズムのような地球じしんの周期的なもの、太陽など地球の外界の環境の変化、温暖化の要素はたくさんあると思います。そのなかでCO2だけを取り出して議論するに至るほど真理は明らかになっていません。
生態学的にいえばCO2による温暖化は自分自身の資源、自分を包み込む環境の影響をほとんど無視して進む温暖化議論にはちょっと???です。もちろん影響がないといっているのではありません、何か違うもの、意図的なものを感じるのです。
さて、CO2っていうのは悪さしかしないものだと思っていました、百害あって一利なし、この考え浅はかでした。ちゃんと役にたつ技術というのが開発されているのです、知っていましたか?
〜〜以下日経産業新聞平成20年10月29日参考〜〜
植物は日光とCO2を使って光合成をし、自らの養分を作り出す。大気中のCO2濃度が高ければその分だけ光合成が促され、植物の成長を早めることができます。実際に水素を作るプラントで排出されたCO2を使ってトマトを生産している農園では温室のなかのCO2濃度を大気中の3倍、0.1%にして管理をすると収穫量は従来の農法と比較して30%増加するそうです(オランダ)。そしてCO2を取り込んだ植物は酸素を大気中に出してくれます。
CO2を回収して活用する試みは日本でもあります。旭化成は高機能樹脂ポリカーボネートの原料としてCO2を使う技術を確立しているそうです。国際石油開発帝石は枯渇間近な油田にCO2を吹き込み微生物の働きによってメタンガスを回収する技術の確立を目指し、三菱重工業はノルウェーでガスタービンから出るCO2を99.9%回収する装置の初期設計を受注したといいます。
〜〜参考終わり〜〜
このようないろいろな技術が開発され、そして実際に活用されていくなら現在の地球温暖化防止のためのCO2の排出権取引も有効かもしれません。
もっとも紹介されている技術で世界が放出するCO2をどれだけ吸収できるか、を考えると暗澹とするのも事実です。
世界経済が空転している状態では環境バブルを起こして時間稼ぎをしながらでもきちんと着地させなければいけないのですね。

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