2010年5月11日 火曜日
70年間もの間断食が可能なのか。
少なくとも15日間は、断食をしていたことは確認できるようです。しかし、検査のための15日と70年間は大違い、ひょっとして1年は365日ではないかもしれないし、このジイサンの妄想かもしれない。
〜〜AFP5月10日引用〜〜
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2724999/5722969
70年断食の印ヨガ聖者、科学者も仰天
70年前から食べ物も飲み物も摂取していないという83歳のインド人ヨギ(ヨガの聖者)について、体の仕組みを15日間にわたって調査したインドの科学者たちが、観察期間が何事もなく終了したことに仰天している。
ヨギのプララド・ジャニさんは前月22日から、インド西部アーメダバードの病院に缶詰めにされ、医師30人によって24時間態勢で15日間にわたって観察された。
期間中、ジャニさんは一度も飲食せず、トイレにも行かなかった。インドの生理学関連研究施設「DIPAS(Defence Institute of Physiology and Allied Sciences)」のディレクター、G. Ilavazahagan氏は、「実験期間中、(ジャニさん)が液体と接触したのは、うがいと風呂の際だけだった」と声明で述べた。
観察期間を終えた神経学者のSudhir Shah氏は、記者団に「(ジャニさんが)どのように生き延びているのか、わからなかった。何が起きているのか、まだ謎のままだ」と驚きを表明した。
Shah氏は「ジャニさんがエネルギーを水や食料から得ていないのであれば、周囲からエネルギーを得ているに違いない。エネルギー源が日光の可能性もある」と述べた。「医学専門家として、われわれは可能性から目を背けてはならない。カロリー以外のエネルギー源があるはずだ」
ジャニさんの観察調査を実施した国防省傘下のインド国防研究開発機構(Defence Research and Development Organisation、DRDO)は、数か月以内に詳細な研究結果を明らかにする考え。兵士たちが飲食をせずに生き延びる方法や、宇宙飛行士への応用、さらには自然災害で閉じこめられた人びとが生き延びる方法などに応用できるかもしれないと期待を寄せている。
〜〜引用終わり〜〜
ん〜、何というか、こういうのって時々出てきますが、現代の物理学ではありえない「現象」です。
人間は食物を体に摂取して(エネルギーを入れる)、それをカロリーというエネルギーに換えて、体を維持する(エネルギーを出す)という構造になっているのですから、それ以外のことが現実に起きていれば、この原理原則以外にも物理学の真理があることになってしまうからです。
でも、SF的には面白いですね。
仮に人類が食糧不足で地球人口がどんどん減っていくとすれば、食糧に代わるエネルギーを発見すれば、無限に人口増加の方法を生み出すことができるかもしれません。
とくに日光が動物のエネルギーになるとすれば、太陽光発電と同じように効率よく電気を作り出すことができます。太陽電池の何がいいかって、他の発電のように資源にカネがかからない、無料だからです。
水力発電であれば水資源、火力発電では重油、原子力発電ではウラン鉱石が必要ですが、太陽光発電は太陽の燦々とふりそそぐ熱源と光を利用するのですから、ヒトの住む地域であればどこでも設備を作ることができます。素人のわたしは、そう思っています。
これと同じようにエサをやらなくても動物が70年も生きていけるなら、そういうヒトに発電を任せれば、発電にかかるコストはゼロです。
人間は生きていくために食う、食うために働く。
ところが、食わなくても生きていけるなら、コストはかかりません。
そうすると、人間は平等という価値は崩壊します。
今の人間がそうであるように食事をし、排泄をするという「生きているコスト」がかかり環境への負荷の大きいヒト。
食事というコストをかけずに生きられ、環境への負荷が少ないヒト。
どちらの価値が大きいかわかりませんが、平等ではありえません。根拠のある差別が生まれます。
こういうことは、ひょっとすると、何十年後かには証明できることになるかもしれません。まぁ、今ではありえないと思いますが、まったくゼロか、というとそうでもない。これから科学技術が発展し、今見えないところが見えるようになるかもしれません。
今の時代は、こんな空想が空想ではなくなる時代の入り口にいるような感じです。確かに今のままではありえない、しかし、他の知識や技術が飛躍的に進展すればありえないことではない、20〜30年後にはそれが解明され、新しい技術として何かの役に立つ研究が行われている可能性は十分にあります。
ただ注意しなければならないのは、すでにネタバレのいわゆる超常現象なるものです。これらのインチキとは区別しながら、将来の可能性を残しておくことが必要です。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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