「森元首相の長男森祐喜氏 単なる飲酒だったのか(?)」
社会のできごと
2010年8月9日 長崎原爆投下、アメリカによる戦争犯罪記念日
65年前、アメリカが長崎にプルトニウム原子爆弾ファットマンを落とし、7万人の女性・子どもなど非戦闘員を虐殺した日です。
広島記念式典にアメリカ駐日大使が出席したことで、アメリカでは戦争犯罪者たちがわあわあと騒ぎましたが、アメリカが行ったことは市民の虐殺であり、ヒトラーのアウシュビッツも変わらない、いやそれ以上の犯罪ではないだろうか、と思うのです。
日本も加害責任を自虐的に語るだけでなく、アメリカの加害責任を追及すべきでしょう、1日も早くアメリカの植民地から離脱しませんか。
お盆には大マスコミの記者や中間管理職が休暇を取るので大きな記事はないといいます。新聞やテレビの事件記事は大マスコミの記者や管理職によって作られるようなのです。著名な先輩記者が休暇を取っているお盆に、後輩の記者がいい記事を書くと、著名な先輩記者の迷惑になるのだから、と。
それなら、思い切って大マスコミネタになる事件を作ってやれ、と思ったかどうか、サメの脳みそといわれる(笑)、森元首相のご子息が事件を起こしてくれました。
〜〜47ニュース(北国・富山新聞)8月8日引用〜〜
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100808101.htm
森県議、酒気帯び運転容疑で逮捕 小松署
コンビニに突っ込む 議員を辞職
小松署は7日、酒気帯び運転でコンビニエンスストアに突っ込んだとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで事情を聴いていた能美市能美郡選挙区選出の石川県議、森祐喜容疑者(45)=能美市下ノ江町、自民党2期=を逮捕した。同署によると、森容疑者は「飲酒運転し、事故を起こしたことに間違いない」と容疑を認めている。森容疑者は同日付で辞職願を県議会議長に提出、受理された。
逮捕容疑は7日午前10時10分ごろ、酒気を帯びた状態でワンボックスカーを運転し、小松市大島町のコンビニエンスストア「ポプラ小松大島店」に突っ込んだ疑い。
同署によると、事故後、店員が「店に車が突っ込んできて、運転手の様子がおかしい」と110番通報。駆けつけた署員が飲酒検知をしたところ、森容疑者の呼気1リットルから0・15ミリグラム以上のアルコール分が検出された。自宅から1人で買い物をするためにコンビニに行くところだったという。
事故でコンビニ入り口の正面ガラス(縦1・8メートル、横1メートル)と枠が破損し、ガラス片が散乱した。けが人はいなかった。
森容疑者は、森喜朗元首相の長男で、2006(平成18)年3月、県議補選能美市能美郡選挙区で初当選。翌年4月の県議選で再選し、現在2期目で、県議会建設委員長、交流・交通特別委員会副委員長などを務めている。
石川県警によると、資料が残る1983年以降、現職県議が逮捕されるのは、07年4月の長井賢誓県議会議長(当時)以来、2人目となる。
森容疑者の逮捕を受け、県議会の藤井義弘議長と作野広昭副議長は7日、県議会で会見した。藤井議長は議会閉会中のため同日付で森容疑者の辞職を許可したことを明かし、「飲酒運転の撲滅が叫ばれる中、県民の規範にならなければならない県議が不祥事を起こしたことは誠に残念。信頼回復に努めていく」と述べた。
6日からニュージーランドに出張中の森元首相は7日、北國新聞社の取材に対し「県民の皆さまや、ご迷惑をお掛けした関係者の皆さまに、心から深くおわびしたい。県議として負託をいただきながら、このような不祥事を起こし、誠に慚愧(ざんき)に堪えない」と陳謝した。
森氏には7日、地元事務所から一報が入った。森容疑者が同日、議員辞職願を提出したことについて、森氏は「直ちに職を辞すことは当然」とした。
〜〜引用終わり〜〜
自民党政権であれば、もみ消されていたかもしれませんが、民主党政権になったこと、森元首相がニュージーランドへ出張中だったことが幸いして逮捕・県会議員辞職ということになったようです。しかし、千葉法務大臣・中井洽国家公安委員長は薬物による事件・事故の可能性を捜査させるべきでしょう。
なぜなら、次のような疑問があります。
森祐喜氏とお付き合いしたことはありませんが、この方薬物関係ではけっこうお強い方らしい。ということはアルコールにも強い。
手術で麻酔を打つときにアルコールの常習者は麻酔が効きにくい、そして大脳資質はアルコール中毒になりやすい人は薬物中毒にもなりやすい、といいます。
報道されているように呼気1リットル中、アルコール0.15ミリグラムというのはどういうことか(?)何気に聞き過ごしてしまっています。
ビールなら大ビン1本で633ミリリットル、ビールは5%のアルコール度ですから
633 × 0.05 = 31グラム
のアルコールが存在します。これが時間とともに体内で分解され、減少するわけですが、単位時間当たりのアルコール分解速度は、体重10キログラムあたりアルコール1グラム/1時間らしいので仮に森祐喜氏が70キログラムの体重だとすると、31グラムを7で除すると4.4時間で体内のアルコールがゼロになる、ということです。
次に、呼気1リットル中アルコールが0.15ミリグラム以上検出された、ということは体内にはどれだけのアルコールが存在したのでしょうか。
血液に溶解するアルコール量は通常0.5〜0.6リットル/体重1キログラムだそうで、70キログラムの体重なら35リットルが限度です。そこで633ミリリットルのアルコール31グラムは飲んだ直後、分解されない状態では0.31/35リットルで、0.88%となります。このまま自動車を運転すればいくら酔っていなくても酒気帯びだか、飲酒運転だかで違法となります。
これを前提にすれば、0.15ミリグラムというアルコール量は飲んだ直後ならば0.15に35リットルを乗じた5.25グラムのアルコールが体内に残っていたということです。ビールなら100ミリリットル、コップ半分ですね。わたしならこの程度の飲酒なら全く素面と同じ、酔いは感じません。もちろん運転はしませんが。
ところが、
〜〜時事ドットコム8月7日引用〜〜
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010080700248
同署によると、7日午前10時20分ごろ、森容疑者が運転するワンボックスカーが同県小松市大島町のコンビニに突っ込んだ。けが人はなかったが、入り口のガラスが割れ、店員が110番した。
同署員が駆け付けた際、森容疑者は話し方や動作が酔っている様子だったという。呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出された。同署は飲酒の量や場所、誰と飲んでいたのかなどを調べている。
〜〜引用終わり〜〜
と、かなり酔っぱらっていることがうかがえます。そりゃそうです。酔っぱらっているから車でコンビニ店に突っ込むわけですから、突っ込む程度は酔っていたわけです。
コップ半分の酒で運転を誤り、コンビニに突っ込む事故、コンビニの従業員もフラフラで呂律がまわらなかったと証言しているようですし。
ビールコップ半分でわたし程度に飲酒しているだけなら店に突っ込みません。確かにビールコップ半分で酔っぱらうという体質の方もおられますが、そういう方はそもそも酒を飲みません。奈良漬を食べて顔が赤くなる知人がいますが、彼は酒は一切口にしません。
ということで、朝10時にコップ半分のビール程度の飲酒をして車でコンビニに突っ込むということはあり得ないこと、薬物の急性中毒の強い可能性があります。押尾学被告といい、仲間の森祐喜氏といい、なかなか世間に露出することの上手な方たちです、感心します。
アホらしい、事件ですが、こういうことを政治家や政治家2世がやってちゃ日本はお終いですよ。だからアメリカの植民地支配からなかなか離脱できない。まっ、この事件で森祐喜氏が国会議員になる芽は潰れたわけで、国民にとっては、せめてもの救いです。
石川県民のみなさま、選択を間違えないようにお願いします。
こんな男を使ってまで利権談合をすることはやめませんか。新しい日本はこの男の未来とともにはやってきません。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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