2010年8月26日 木曜日
朝鮮戦争というのは、現在韓国と北朝鮮の間で、小競り合いはあるものの戦闘行為は行われていません。1953年7月27日の板門店における休戦協定により、57年間ちょっと戦争を休んでいるにすぎないわけです。
戦争というのは、正月や盆といった祝日には休み、戦闘をしない場合も多い、安心して家族や恋人と一時の休息をしたいわけです。
ベトナム戦争では正月は南北とも戦争行為をしない慣わしだったところ、北ベトナム軍が気を抜いて休んでいる南ベトナムを一斉に攻撃したテト攻勢が有名です。イスラエルとパレスチナも相手の休息日に攻撃をしては激しい非難の応酬をしています。
〜〜メールジャーナル8月25日引用〜〜
http://www.mail-journal.com/
10年ぶり平壌放送でA3放送がもたらした“公安の暑い夏”(会員制経済情報誌『現代産業情報』8月15日号より転載)
公安当局者によると、北朝鮮の平壌放送を通じた暗号放送(乱数放送=電波型A3放送)が、久しぶりに6月下旬に流されたという。
数字の羅列である暗号放送が流されるのは実に10年ぶりだといい、7月中旬までに計3回流された。
在日工作員への暗号の送信方法は、現在はEメールが主流だとされる。突然のA3放送復活に、公安当局内部でも北の真意をめぐる憶測が流れている。
「暗号放送復活」の情報は、朝鮮総連内部の協力者から公安当局にもたらされたとみられている。
公安に強いジャーナリストがこう解説する。
「A3放送は、初の南北首脳会談が開催された2000年に全廃になったとされている。
南北会談後から乱数の頻度が落ち、2000年8月には平壌放送を通じての『赤旗の歌』、9月11日には『金日成将軍の歌のインターバルシグナル&金日成元帥に捧げる歌』で始まる乱数放送、
同28日には要請音楽放送が最後の放送となり、平壌放送を通じての『遊撃隊行進曲』で始まる乱数放送と手紙の放送も12月8日が最後となった、とされている。
平壌放送は短波ラジオがあれば日本中で聴取可能で、以前は当局内部の平壌放送監視担当が放送のたび数字の羅列を記録し、内容を分析していたものだ。北もそれを察知して暗号放送をメールに変えてきた。
突然の復活情報に当局も慌てたようです。分析に入ったそうですが、今回の内容を割り出すことは、できなかったらしい」
公安は朝鮮総連の工作支援部隊を日常的に監視しているが、特に変わった様子はみられなかったという。では、今回の暗号放送の目的は何だったのだろうか。
ある公安関係筋はこう推測するのだ。
「気になるのは、最初に流された6月の暗号放送の直後から、大韓航空機爆破の金賢姫元工作員の来日について、民主党の国会議員秘書たちに様々な関係者から紹介が相次いだことだ。
照会してきた関係者は間違いなく日本人であるようだが、彼らは誰に頼まれて照会をしてきたのか。それが問題だ」
公安当局者は「北が金賢姫の動向を調べようとしていたとすれば、暗号放送をめぐる話は辻褄があってくる」と言う。
「暗号放送が廃止されたとされる当時は、北が拉致を認めて、一部の日本人拉致被害者が帰国した時代。北朝鮮に対する日本の世論は苛烈をきわめていたころです。
当時、日本の世論動向を逐一、北に報告していた北朝鮮工作員の活動はこの当時をもって下火になった。北が対日交渉を当面見合わせる方向になったからだ。
それ以降、在日の工作員はスリーパー(休眠工作員)になっていたはず。つまり、スリーパーに活動の再開を促すため、当時と同じ乱数放送によって指示を送ったのではないかとみられる」
民主党筋に照会された内容と照らし合わせると、仮にこの推測が正しかったとしても、指示内容は「金賢姫の来日を妨害する」というような硬質なものではなく、
「金賢姫が日本で何を喋ったか、その内容を可及的速やかに本国に報告することを求めた指令だったとみるのが現実的」(公安当局者)とみられており、実際、公安当局はそうした見立てをもって分析を進めている模様だ。
ただ、一部では哨戒艦撃沈事件との関連を疑う見方もある。米韓と緊張関係を強めている最中だけに、「何らかの工作に備えてスリーパーたちを起こした」との分析もある。
公安にとっては思わぬ暑い夏となっている。
〜〜引用終わり〜〜
平壌放送は、対南(韓国)向け・近隣諸国にいる朝鮮人向け・工作員向けの放送です。もちろん日本も入ります。韓国では1000人以上の拉致被害者がいるといいますが、日本の工作員への指令はかつてこの放送で行われていたとされている。(現在も本放送の選曲順が工作員への暗号になっていると言う指摘がある。)
A3放送とは乱数表で自分への命令を解読することを目的に、数字を読み上げていく気持ちの悪い放送です。
短波放送設備があれば、簡単に放送ができるということで、昔から行われてきたようです。
学生時代、深夜放送を聞きながら、間違ってこの手の放送を聞いてしまった人は多いのではないでしょうか。当時は誰が、なんのために、行っているのかわかりませんでしたが、日本人や韓国人を拉致するために行われた指令放送だったとは。
韓国はこの放送を妨害するために電波を出しているようです。だから北朝鮮が日本国からのしおかぜ通信に対して妨害電波を出すのですね、ようやく理解できました。
しおかぜ通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
とにかく、このA3放送が再開されたということの意味です。通常はメールで行われるとのことですが、メールだけではなく乱数表でも行う、と見たほうがいいのではないか、と思えます。
高齢者がパソコンをする、というのは朝鮮人でも同じように苦手な工作員がいる、また逆に高齢者がパソコンをバンバン打っていたら目立つからです。だからパソコンメールによる指令と、乱数表を使った旧来の指令と両方ある、と考えられるのです。
つまり指令は一切漏らすな、必ず実行せよ、という戦略の全面展開への切り替えです。
閑話休題
日本を舞台にして、こういうことが行われているにも拘わらず、文科省は朝鮮学校の授業料無償化にまい進しており、アカン直人首相もそれに対しては政治主導による行政を放棄しているわけです。
まぁ、この国のアカン直人首相、仙石由人官房長官は、極左イデオロギーが優先しているために、現実の国民の生活状態を直視するより、在日韓国・朝鮮人のみならず、韓国・北朝鮮の利益をカバーしようと一生懸命にやるべき仕事をしないで日本国沈没の計画を実行しています。
だから、普通なら北朝鮮が工作員を使って情報集数するなら、日本国も朝鮮総連その他にスパイを送り込んで相手側の情報収集をするわけですが、現首相と官房長官が、北朝鮮は親密国・友好国である、との認識なのですから、相手側の情報収集などやっていないのでしょうね。
経済・金融はダメ、外交もダメ、自らの政治へのリーダーシップもなく、消費税をぶち上げて民主党を崩壊させた反省からか、今度は不作為で何もせずに日本を崩壊させるつもりなんでしょうか、アカン直人首相は。
さて、このように北朝鮮をめぐる動きには注意が必要です。言論の自由を謳歌して、何を言っても安全だという風潮を改め、自らの身の安全を確保することが必要だと感じています。臨戦体制に突入ということになれば、すべてのことが「戦争に勝つ」ために犠牲にされます。
一人一人の工作員がメールとA3放送でスパイとしての任務を遂行すれば、日本人はいくらでも拉致できます。拉致被害者を返せというなかで行われる新たな拉致だってありうると思います。
考えすぎとも思いますが、北朝鮮のようなキチガイ国家では何でもあり、という対応もあり得ます。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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