年越し蕎麦を頼むのに電話一本じゃ味気ないし大将に失礼だし粋じゃないので、直接お店へお邪魔して揚げたての天ぷらで一杯やりながらお願いして来た。
大将とは知り合って25年
静岡から秋田へ異動になって間もなく、ひょんな事からかみさんが以和世で働かせてもらう事になり、息子が生まれる直前までの一年半近くお世話になりました。
当時住んでたアパートと大将の家が目と鼻の先ってのもあり、息子が生まれてからも賄いを届けてくれたりと何かと気に掛けてもらってました。
その後、家を建てて引っ越ししてから距離は離れたけど、間もなくしてかみさんが亡くなったのもあり、ずーっと俺と息子の事を心配してもらってたので、忘れられない程度に近況報告をさせてもらってました。
それから20年
いつか息子が一人前になったら一緒に大将のお店の天ぷらで一杯やるのが恩返しと思って来ましたが、そんな小さな夢が今晩実現する事になりました。
今晩は涙が出るほど美味しい晩酌になりました。急な誘いに付き合ってくれた息子と二人のかみさんに感謝です。
天ぷら屋さんで一杯
我が家の年末の恒例行事になりそうです。