今朝は、盛岡で初霜、初氷を観測した。晩秋を迎え、御所湖も、紅葉の見ごろを迎えている。湖水は貯水によって水位があがり、夏の御所湖祭りでにぎわった屋外ステージは、水面下。うっすらとかたちが見える。
日中、晴れると、トンボがまだ飛んでいる。つい最近まで、モンキチョウも舞っていた。モンキチョウは晩秋まで見られるチョウで、11月の小春日和の日に飛んでいることもある。
自宅裏の軒下に生えているサンショウの枝葉には、9月から10月にかけて、たくさんのナミアゲハ(キアゲハではない、いわゆるアゲハ)とクロアゲハの幼虫がいたが、最後の幼虫も10月末までに、蛹に変身。サンショウの葉もほぼ枯れかけている。
それにしても、あれだけ多くの幼虫のうち、サンショウの木には2匹、近くの灌木には1匹の蛹しか見当たらない。越冬する場所を見つけるのに、どれだけの距離を移動しているのだろうか。
ナミアゲハとクロアゲハの幼虫はよく似ている(キアゲハとは似ても似つかない)。
個体差はあるが、蛹になる前の終齢幼虫では、全体が緑色で、頭の後ろにレースのような模様があり、背中のV字型の大小2つの模様がくっきりしているのがクロアゲハ、黄緑で頭の後ろに青い線が特徴的なのがナミアゲハである。
若齢幼虫は、虫が苦手な人にとってはグロテスクに見えるかもしれないが、終齢幼虫は、どこかユーモラスな姿で、それほど気味悪くはないと思う。ここでは終齢幼虫だけアップした。
チョウの越冬の形態はさまざま。ウスバシロチョウのように卵、キタテハやクジャクチョウのように成虫のままで過ごすものがある。ちなみに、モンシロチョウは蛹だが、モンキチョウは幼虫のまま越冬する。