
「サドルシューズ」またの名を「サドルオクスフォード」
起源はイギリスです。19世紀末期に創造され、20世紀初めにはチャーチなどのメーカーから早くも既製品が登場していました。
これらが後にアメリカに渡って、コンビタイプの有名なタイプに変わっていったのです。周知のサドルシューズはどちらかというとこのアメリカタイプのサドルシューズになります。

サドルシューズとは、簡単にいうと甲部分にりサドル(馬の鞍)状に独立した革を上から下までグルッと載せ、そこに鳩目を付けた状態の紐靴のことです。
イギリスからアメリカにこのデザインが伝わっていくうち、その独自性がより強調されていき、ティーンエイジャー向けの学生靴や、ダンスやゴルフそれにボーリング用のスポーツシューズのデザインとして、コンビカラー2色使いの形で第一次大戦前後から急速に広まっていったようです。
昭和のボーリング場の貸し靴はこんなイメージでしたね。
完全なカジュアルというよりは粋な遊び靴といえる靴です。
以前は同じREGALの細身のデザインのホワイト/ブラウンのコンビも持っていたのですが、今は手元にありません。
本当に勿体無い事をしてしまったと反省しきりです。