三十三観音巡りの五番観音まで順調に進めて来ましたが、ボクの資料では六番観音の所在地は
「三途の川手前」となっています。
三途の川って何処の事なん??
取り敢えず五番の次だから五番より先やろな???
旧街道沿いを探すのが順当やろな???
とか思いつつ、「芳見橋」を渡って小見方面へ進んでみる。
橋から上流方向を見ると「本宮砂防堰堤」の向こうに、アーチが美しい「立山大橋」が見える。
キレイな三角の山は「与四兵衛山」かな??
常願寺川の左岸沿いの路を行くと小見小学校前で左手にビックリするような橋が目に入った。
「芳見橋」から見た時も見えていたはずなのに、不覚にも全く気付いていなかった。
吊り橋みたいに撓んだ
長い歩道橋のようだ。
橋の手前には公園が整備されているけれど人の気配は無い。自動車は勿論、車両の進入禁止のようなのでジャイ子を置いて歩いて進んでみる。
絶景の期待大だ。
名前すら判らない撓んだ歩道橋の中程から常願寺川の下流方向を眺めると、さっき渡ってきた「芳見橋」と地鉄立山線の「千垣橋梁」が美しく交錯して見える。
右岸には小さな滝があって、左岸には滝見台があるという看板もあった。
道草の後、走り回って立山山麓スキー場のらいちょうバレーゴンドラ山麓駅前に辿り着いた。
思い出いっぱいのゴンドラリフトが支柱ごと無くなってしまっていた。
なんか寂しい景色だった。
ゲレンデ下の日溜まりで持ってきたランチのサンドイッチを食べてから、立山大橋を渡って芦峅寺・立山博物館エリアへと向かってみた。
「布橋」方面へ行けば何かヒントが見つかるんじゃ無いかと淡い期待を抱いていた。
称名道路(富山立山公園線)を下り、あの赤い
「布橋」にエントリーできそうな「丸重」(お好み焼き屋)の方へジャイ子のハンドルを向けて狭い路を入ると
閻魔堂前に出た。
これは偶然辿り着いたのだけれど、閻魔堂前には
八番観音「十一面観音・立像」大和国・長谷寺の分霊があります。
ここまで来ちゃったら仕方ない。
閻魔様にお参り。
何もかも見透かされてはいるのだろうけれど
「一生懸命生きています。」とだけ報告しておく。
いや、最近ちょっとダラダラしてるかな???
閻魔堂を出て、布橋へ向かう薄暗い坂道を下る。
両脇を石仏群に囲まれたこの坂は
「明念坂」と云うらしい。帰宅してからじっくり調べて判明した。
ボクの資料では「明念坂」下に
九番観音があると書かれていた。
九番観音は「不空羅索観音・坐像」大和国・興福寺の分霊です。
「布橋」が何かのヒントになりそうなボクの予感は的中して、偶然八番・九番の観音像が見つかりましたが結果的に飛ばしてしまった六番と七番の観音像の所在が気になります。
六番は三途の川の手前
七番は芦峅寺の庚申塚の横
ちょっと、もう少しヒントが欲しいものです。
助けを求めて
「立山博物館」を頼ってみました。
「旧立山道:三十三観音:15・10・7番」に続く・・・。
関連HP
【創楽】旧立山参道「西国三十三所分霊観音」巡りの旅!
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